2016年08月25日

九州と東北は、災害を乗り越えるサービスを生み出せるか。/『日本の奨学金はこれでいいのか!』(8月25日)

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福岡市役所主催・防災サミットにて。

 昨日午前中は、福岡市役所主催の防災サミットに参加でした。
 私は「防災×パブリック」とのお題で、高島市長モデレーターの元、兵庫県立大学の木村先生、日本財団の黒澤さんとともに登壇。災害発生時や避難所段階において、自治体・NPO・企業がいかに連携しながら対応していくかについて、深く議論ができたように思います。その後は、孫泰蔵さんモデレートの元、コードフォージャパンの関さんらにより、社会課題を技術(テクノロジー)でいかに解決するか、事例を交えた議論が展開されました。
 今回のイベントは、福岡市役所が主導する形で、次の災害時に役立てるサービスやアプリを開発し、全国に広げていくことを目指して行われました。高島市長が「シンゴジラがどこにやってくるか分からない」と表現したように、想定外の災害は必ず日本のどこかに再び出現します。災害を経験した地域でないと、その重要性に気づきにくいもの。被災地域となった九州と東北が繋がり、役に立つサービスが生まれればと思います。2つの地域で仕事ができている我々も、お手伝いを続けます。
 今日は、これから仙台でのイベントに登壇です。

[読書1739旅]『日本の奨学金はこれでいいのか!』(奨学金問題対策全国会議,2013)★4
「教員は、日本育英会の無利子の第一種奨学金については、以前は一定期間勤務すると返還が免除される職業でした。しかし、1998年4月1日にその制度は廃止され、その後、大学学部、短期大学もしくは高等専門学校に入学した人の場合には、教員になっても奨学金返還は免除にならなくなったたからです」p13
「裁判所から支払催促を申し立てられる奨学金滞納者は2004年にはわずか200件でしたが、2011年には一万件にも増えています」p24
 今年の参院選でも給付型奨学金が話題になりましたが、この流れを作ったのが編集している奨学金問題対策全国会議であり、この本によって育英会奨学金の課題が浮き彫りになりました。
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2016年08月24日

福島から福岡へ。/『教育を家族だけに任せない』(8月24日)

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福島づくり、を飲みながら。

 昨日は福島出張。現在は、週に一回は福島に通っています。行く度に福島の桃を買って帰るのが日課だったわけですが、昨日は買えませんでした。明日は、福岡市主催の防災イベントに登壇(※1)します。福島を夜でて、翌朝9:00に博多にいるためには、羽田空港で宿泊してから、朝6時25分のJAL便に乗る必要があるのです。仕方なく(?)、キリン一番搾りの「福島づくり」を飲みながら、福島を後にしました。
 福岡のサミットでは、高島市長ファシリテートの下、とりわけ避難所対応について議論することになっています。東日本大震災の時は、わたしは「つなプロ」の情報分析担当として、300の避難所から寄せられる避難者の生活状況を整理し、どんな課題が潜んでいて、次にどんな対策が必要かを提言していました。今後の災害に備える議論になれば、と思います。

※1 福岡「防災サミット」に8月24日、登壇します。
http://retz.seesaa.net/article/440967931.html


[読書1738旅]『教育を家族だけに任せない』(大岡頼光, 2014)★4
「資力調査無しですべての大学生に給付奨学金を与えてしまうと、裕福な子どもの大学生活を支える給付奨学金に、家の貧しさのゆえに進学を断念した高校生が就職し労働者として働いて払う税金がつぎこまれることになる。それは許されないというのがバーの論理だ」p77

 教育政策のあり方について、論理的に丁寧な議論がなされていて参考になります。スウェーデンでの給付型奨学金の議論が面白い。導入に至ったのは、低所得者層への対策ではなく、本人の自立を促すためとのことです。経済力が低い高卒学生世帯が働くことでの税金が、経済力が高い大卒学生世帯の奨学金に回ることが不公正と判断。一方で、親が学費を負担しないようにし、本人が進学の判断ができるように、資力調査無しで給付奨学金を与えた、とのことです。日本でも、より深い奨学金の議論が必要です。
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2016年08月23日

オリンピック閉会と、震災支援への1万人の感謝。(8月23日)

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オリンピック閉会式での「ありがとう」

 リオデジャネイロオリンピックが閉会しました。リオから東京へのバトンタッチに向けた、日本による8分間のセレモニーが閉会式で披露されています。その冒頭では、世界中の言葉で「ありがとう」と感謝が示されました。5年前、東日本大震災に世界中が支援してくださったことへの感謝の言葉です。「ありがとう」の人文字は、被災地中心に27小中高10,000人の生徒たちでつくりあげました。

フラッグハンドオーバーセレモニー 芸術パート 国民参加に関して
https://tokyo2020.jp/jp/special/rio-to-tokyo/flaghandover/


 五年前のあの頃の支援に、日本は十分感謝することができていないのではないか。そんな想いがありましたから、素晴らしいメッセージになっていたと思います。2020年の東京オリンピックは、「復興五輪」という意味合いもあります。東北(そして熊本)の復興が進んでいることを、世界に知って頂ければと思います。その一端をRCFも引き続き担っていければと考えています。

[読書1737旅]『教育の失敗』(福井秀夫, 2010)★3
「教育バウチャーとは、学校に対する予算を、在籍する児童生徒数に応じて交付する制度のことである」p3
「クリーブランド市においては、バウチャー対象学校への転入の前後で、転入した児童の全米統一試験の成績が、読解力で5.6ポイント、算数で15.0ポイント上昇したという」p9

 震災前に、北欧に教育視察に行ったことがあります。デンマークでは、生徒数に応じて予算が交付されていることがあり、学校の新設が自由にできていました(自由だけど、生徒を確保できなければ存続できない)。リスクをとって新しい取り組みがなされることが、教育分野でも日本で進んでも良いように思います。

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2016年08月18日

RCFバーチャルツアー〜オフィス編〜/『教育バウチャー』(8月18日)

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RCFオフィスにて。

 RCFで採用を全面的に進める上で、東京オフィスの様子をスタッフがまとめてくれました。

RCFバーチャルツアー〜オフィス編〜

 赤坂見附駅からそれほど遠くないにも関わらず、赤坂御所の近くで緑が窓全面に広がるという、素敵な環境で仕事できています。
RCFでは、社会事業コーディネーターを採用中です。説明会は9/2(金), 9/23(金), 10/28(金)に開催しますので、ぜひお越し下さい。詳細は→https://rcfrecruit.tumblr.com/post/148620513928/event160815

[読書1736旅]『教育バウチャー』(福井秀夫, 2007)★3

「教育バウチャー制度について、現場の学校長としてどう思うか。『児童生徒の人数によって学校の収入が変わる教育バウチャー制度は非常に効果的だ。悪い学校が、予算が保持されているため生き残ることはよくない。2年前、ナッカ市でも大きな公立学校が廃校になった。また、新しい学校ができても魅力的でなかったので生徒が集まらなかった』」p108

教育バウチャーは、橋下・前大阪市長が進めたこともあり、塾費用の補てん的なイメージが広がっているように思います。しかし海外の文脈では、公教育に用いられます。公立学校が生徒確保を競争し、生徒数に応じて補助金が決まるのです。本著では、こうした公教育へのバウチャー制度のメリットデメリットについて論じられており参考になります。私の意見としては、教育へのアクセスは確保されるべきですが、サービス提供者側はいま少し競争があってもよいように思います。
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2016年08月17日

RCFの採用、再開です。(8月17日)

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 RCF採用公式ページより。

 担当スタッフの懸命な取り組みにより、RCFの採用ページがリニューアルされました。
 
RCF採用ページ
https://rcfrecruit.tumblr.com/post/148620513928/event160815


 新規事業担当スタッフを募集しています。東北や熊本復興に限らず、新公益連盟を通じた非営利セクターの支援、全国への一次産業や人材支援の取組など、RCFがコーディネートする課題領域はますます広がっています。
 9月2日、9月23日、10月28日にそれぞれ採用説明会を赤坂オフィスで行います。関心がある方はまずはここにお越し頂ければと思います。
 皆さんの参加を、心からお待ちしています。

[読書1735旅]『教育投資が日本を変える』(下村博文, 2016)★3
「一夫婦当たりの理想子供数は2.42人であるのに対し、夫婦の最終的な平均出生子供数は1.96人にとどまっており、理想の子ども数を持たない最大の理由として、『子育てや教育にお金がかかりすぎる』ことが挙げられている」p50

 前の前の文部科学大臣であった下村議員による、教育政策についての一冊です。教育の投資対効果や、幼児教育の必要性などが、論旨明快に語られます。政局やイデオロギーではなくて、もっと論理をもって政策を語られる環境ができないかものか・・と考えさせられます。

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2016年08月16日

熊本地震から四カ月。(8月16日)

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皇居をランニング中。

 熊本地震から四か月が経ちました。

熊本、避難所になお1752人 地震から4カ月(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H3Y_T10C16A8CC1000/


 16万棟を超える被害がありましたが、市町村と県、NPO・企業の連携による、復旧復興が少しずつ進んでいます。仮設住宅は4千戸整備されつつあり、入居も開始されました。復興に向けた予算も8千億円用意され、複数年度で支援を続けるための復興基金もできます。
 一方で、東日本大震災をはじめとする過去の災害で生まれた課題も生じています。仮設住宅に移ってからのコミュニティ形成。設備の復旧を終えた事業者に対しての、付加価値を高める産業支援。復興を支える人材も既に不足しています。
 必要な取組は明確ですが、実行するための担い手が十分ではありません。こうした課題にRCFは東北で対応してきた経験がありますから、県庁を通じてできるかぎりノウハウを提供していきたいと考えています。

[読書1734旅]『「対話、共感、協働』の行政で、「新しい豊かさ」を』(三日月大造, ガバナンス2014年12月) ★3
「地域主権改革、地方分権改革は、政権交代してからというよりも、11年3月に発生した東日本大震災がターニングポイントになっているのではないか」
「私は、対話をして、課題を共有し、共感を得て、そして行政だけではできないので、みんなで一緒にやろうという『対話、共感、協働』の行政が必要だと考えている。その最も基礎基本になるのは住民自治」

 先日お会いした、滋賀県の三日月知事のインタビュー誌より。地域主権への機運は、東日本大震災が契機になっている点に同意です。基礎自治体と地域の団体がどれだけ育っているかで、震災後の緊急対応や復興への取組が大きく変わりましたから。その意味では、国に予算を要求するスタイルの地方創生だけに目を奪われてはだめであって、予算に関係なく地域の地力がいかに高まっているかに注目する必要があります。滋賀でもそうした取り組みができればと思います。
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2016年08月15日

仙台「Social Innovation Night」に8月25日、登壇します。

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キリン一番搾り仙台づくり。

 8月24日は福岡「防災サミット」に登壇しますが、翌25日には仙台に向かい、社会起業家の皆さんをモデレートします。

仙台市「SENDAI Social Innovation Night vol.2」にて代表理事 藤沢がモデレーター登壇します
http://rcf311.com/2016/08/04/160825_sendaisocialnight/


 今回は、岩佐大輝さん、武田昌大さん、堀江敦子さん、渡邉さやかさんといった皆さんを掘り下げる役割で伺います。
 国家戦略特区となり、仙台市は「社会起業都市」になることを目指しています。こうした機会を通じて、仙台の多くの方が社会起業家について理解を深めて頂き、実際に仙台の社会課題を解決する担い手になることを期待します。
 偶然ですが、福岡市と仙台市という、日本の地域を代表する都市に伺えるのが光栄です。RCFとしても、ますます日本の各地が盛り上がることに貢献していきたいと考えています。

[読書1733旅]『地域のブランド戦略 滋賀県編』(林廣茂, 2011)★3
「自給率が100%に満たない商業や対事業所サービスや対個人サービスは滋賀県の弱いところでして、京都など大都市にその機能をかなり依存している状況であります」p192
「平成21年度の人口10万人あたりの学生数は全国四位。企業が立地した場合、地域連携が優れている」p192

 研究者による、滋賀をいかにマーケティングするかをまとめた一冊です。滋賀は工業地域として発展を遂げていて、大学も集積している条件有利地域です。全国の中では人口減少も柔らかです。もちろん弱点もあって、京都や大阪に比べて地域としてのブランドイメージは高くありません。引用したように、ビジネス向けのサービス業は発展できておらず、京都に依存しています。三方よしの近江商人の土地柄です。外に頼らない滋賀初の商売や非営利事業が生まれることが求められています。

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2016年08月12日

福岡「防災サミット」に8月24日、登壇します。

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等々力渓谷にて。

 8月24日、福岡市主催「防災サミット」に登壇します。高島市長モデレートの下、災害時の行政やNPOの役割についてお話しすることになっています。

福岡市「防災サミット」にて代表理事 藤沢がパネル登壇します
http://rcf311.com/2016/08/03/160824_fukuoka/


 4月の熊本地震の時には、高島市長は強いリーダーシップを発揮して熊本の市町村を支えました。災害時には基礎自治体が大きな役割を果たします。防災と復興において自治体がいかなる役割を果たせるのか。福岡での開催ではありますが、関心ある方はぜひお越し頂ければと思います。

[読書1732旅]『地域再生 滋賀の挑戦』(森川稔, 2011)★3
「県内の状況は人口が増加し経済活動が活発な県南部と、人口が減少傾向にあり経済活動が停滞気味の北部とに、大きく区分することができる」p15
「滋賀の観光事業における数字を見てみると、2005年度の観光消費額はおよそ2666億円で県内全生産額の約4.9%でしかない。県では、2009年に『新・滋賀県観光振興指針』を策定し、『観光地・滋賀の認知度向上』、『滋賀県の特性を生かした国際観光・滞在型観光の振興』、『観光交流の活性化に向けた受入れ環境の整備』を基本目標として2013年度の観光消費額3000億円を目指している」p239

 引き続き滋賀に関連した本を読んでいます。滋賀県立大学の先生方を中心に、27人の滋賀関係者によるレポートです。滋賀といっても、都市に近いエリアから過疎地域まで幅広く存在していること。隣の京都と比べるまでもなく、外へのブランド化が立ち遅れていて、観光に大きな課題があること。東北ともまったく同じ構造を持つことが分かります。

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2016年08月10日

シンゴジラと震災。/『真・政治力』(8月10日)

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シンゴジラ上映中。

 シンゴジラを観ました。ゴジラ上陸時に、水が船、自動車、そして人を飲込む。予想外に現れる放射能の影響。冷温停止をめざす官邸。「ゴジラを守れ」と官邸前で連呼するデモ隊。私としては、ゴジラ上陸と東日本大震災を重ねざるを得ませんでした。
 物語上の政府は、ゴジラなる未曾有の自然の産物を抑え込めたようにみえます。しかし現実の日本社会はどうでしょうか。映画同様の、東京での大きな被害が起きた際に、果たして的確な緊急対応と復興を進めることができるのでしょうか。東北や熊本の復興を支えるとともに、まだ見ぬ災害に備えよ。庵野監督はそのように伝えているように思えます。この夏、お勧めの一本です。

[読書1731旅]『真・政治力』(石破茂, 2013)★3
「津波で甚大な被害を受けたから集団移転しましょう。その土地も国が確保します。住宅建設にかかるお金も国が出します。そして『それは国民みんなの負担である』と言い切らない限り、物事は決して前に進みません」p134

 石破茂議員が、自民党幹事長の時に書いた一冊です。TPP、安保など難しいテーマに対して説明責任を果たしていくというスタンスが貫かれていて、考え方がすべて同じではありませんが納得感があります。震災復興も、説明責任が求められるテーマだと思います。地域が主体になることは論を待ちませんが、地域側には多様な意見があって時に正論が発せられないことがあります。政治家には、正論を発していく責務もあると思います。
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2016年08月09日

天皇陛下の象徴としてのお務めと、震災。(8月9日)

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近江八幡にて。

 昨日8日、天皇陛下が象徴としてのお務めについて、お気持ちを表明されました。そのお言葉と、夜のNHKスペシャル「象徴天皇 模索の歳月」を拝見し、強く胸をうたれました。
 雲仙普賢岳噴火災害(平成3年6月3日発災)では、政府や宮内庁の反対をおしきり、いまだ災害がつづく7月10日に島原を訪問。被災者と同じ食事(インスタントカレー)をとられ、膝を崩され、被災者と同じ目線で時間の限りお見舞いをされています。阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災、そして熊本地震。可能なかぎりはやく被災地を訪れ、くりかえし同じ目線で被災者のお見舞いをされるご様子は、すべて天皇陛下お一人の想いから繰り返されていたことを、昨日初めて知りました。
 陛下は、甚大な被害をうけた被災者を支えることが、象徴としての最大のお務めだと考えておられました。天皇陛下が生前退位を考えられたのは、2012年3月11日、東日本大震災1周年追悼式の際。お務めを果たすことが困難だと考える契機となった、心臓バイパスの手術をされたのは2012年2月のことでした。

[読書1730旅]『いのちにこだわる政治をしよう!』(嘉田由紀子, 2013)★3
「三十代で首長をめざした人たちの多くが、高校時代、大学時代に阪神淡路大震災を経験し、地獄のような被災地の中で、『地域の自治がなければいのちを守れない』という経験をしていたことです」p201

 最近、滋賀県にご縁があり、いろいろと滋賀に関連した本を読んでいます。こちらは、嘉田前知事の半生記のような一冊です。日本未来の党の顛末なども驚きでしたが、印象に残ったのは引用の一文。私も大学時代に阪神淡路大震災を経験していて、社会の上で働くのではなく、社会そのものを支える側に回りたい、と考えて今に至っています。震災は、被災された方に限らず、関わった一人一人の人生に大きな影響を与えます。
posted by 藤沢烈 at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする