2015年04月30日

他所にはない体験。(4月30日)

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触れる地球。(4月25日撮影)

「観光政策は交通政策やホテル・旅館業および飲食業の支援だけでなく、商店街の振興政策、文化財保護政策、住民の文化活動、都市政策あるいはまちづくりを包括した総合的な政策であることが求められる」p13
『「観光立国」と地域観光政策』(鈴木茂ほか、2007)ー1616旅

 道路がもとにもどり、ホテルができるだけでは、観光にならない、という話。自分に置き換えてみれば考えてみれば分かります。なぜ東北に向かうかと言えば、ボランティアできる機会があったり、活動から学びを得られたり、新しいリーダーに出会えたりと、他にない体験ができるから、です。
 三県の観光を考える機会が最近増えつつありますが、「そこにしかない体験とは何か」と考え続けています。今日は日帰りですが、福島と岩手の会合に向かいます。



■おしらせ
□5/30の社会的インパクト投資シンポジウムに登壇です
http://impactinvestment.jp/2015/04/529-302.html
□藤沢烈の新著が3月11日に講談社より発売されました。『社会のために働く 未来の仕事とリーダーが生まれる現場』。購入は→http://ow.ly/JI7F3
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2015年04月29日

RCFの採用説明会を行いました。現在コーディネーター募集中。(4月29日)

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4月25日、RCF説明会にて。

 4月25日(土)に、RCFのコーディネート人材募集説明会を開催しました。「資生堂・大船渡市との椿ブランドづくり事業」「キリンビールとの東北水産業支援事業」「横須賀市での、ソーシャルインパクトボンド×特別養子縁組促進事業」などなど、いくつものプロジェクトが東北・全国で展開されています。
 なぜRCFではこうした事業が広がりつつあるのか。またその中でのコーディネーターの役割とは。2人の若手スタッフと私とでのパネルディスカッションを通じて、40名のお越しになった皆さんに共有しました。

http://rcf311.com/2015/04/28/report-20150425/

 さて、お越しになった方、またお越しになれなかった方。次のページにて、現在の募集人材と、エントリー方法(ちょっと下でわかりにくいのですが)が書かれています。

http://rcf311.com/recruit/ 

皆様のエントリー、心からお待ちしております。

□参考
「新しい東北をつくる復興経営人材を公募。東北の新しい産業づくり・コミュニティづくりの担い手募集ーBIZREACH」
https://www.bizreach.jp/content/executive/tohoku/

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2015年04月28日

新しいツーリズムは東北から生まれる。(4月28日)

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福島市・かーちゃんわいわい。(4月15日撮影)

「ボランティア・ツーリズムの考えは、震災の現場を訪れて実際に見、TVの映像との違いを肌で感じる。さらに積極的にボランティアとして作業に参加する。見る・聞く・参加する」p146
『観光学 基本と実践』(溝尾良隆, 2015)-1615旅

 引用は観光学の入門書ですが、東北復興を契機に、「ボランティア・ツーリズム」が日本でも生まれつつあることを指摘しています。
 海外ではボランティアの旅は一般的になっていて、世界最大の旅行誌ロンリープラネットも、ボランティアに特化した書籍を発行しています。例えば、次のPDFをご覧ください。

http://media.lonelyplanet.com/pdfs/volunteer-book.pdf

 東北復興新聞を発行した本間勇輝・美和夫妻も、「ソーシャルトラベルー旅ときどき社会貢献」という本を出しています。世界一周をしながら、旅先に少しずつ貢献をしていく。そんな様子が描かれています。

http://amzn.to/1Ewnh1K

 東北では、ボランティアツーリズムに加えて、ヒューマンツーリズムとも読むべきか、人間の営みに出会うための旅がスタートしています。東北オープンアカデミーです。

「東北オープンアカデミー」
http://open-academy.jp/fieldwork/


 水産業、教育、NPO、福祉といった幾つもの分野で、最先端ともいえる取組が東北で生まれつつあります。その様子を視察しつつ、仕掛けているリーダー達と出会う旅がオープンアカデミー。とがったプログラムばかりですから、参加者もエッジある方ばかりです。
 5月にはすべてのプログラムが終了しますから、関心ある方は急いでお申込みを。
 復興は、新しいツーリズムを生みつつあります。



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2015年04月27日

地方創生は、なぜ統一地方選の争点にならなかったのか。(4月27日)

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有栖川宮記念公園にて。(4月26日)

 昨日は、統一地方選挙でした。元々、地方創生が争点になるといわれていましたが、蓋をあければ議論が盛り上がらなかったように思います。なぜ有権者に浸透しなかったのか。ちょうど、産経新聞から取材を受けていましたので、引用します。
『東日本大震災の被災地で復興支援に取り組む「RCF復興支援チーム」の藤沢烈代表理事(39)は「地域を維持するために、地域が自ら課題に気付き解決することが地方創生」と考える。震災を経験した東北の被災地は地域の将来について危機感が強いという。「人口減少による地方の衰退は日本全体の問題。これが最後のチャンスだと思って取り組まなければならない」と警鐘を鳴らす。
 職種や居住地の垣根を越えたチームづくりの必要性も強調する。津波で被災した岩手県釜石市や宮城県女川町では、これからの町を支える40代以下の若手が中心となって町の将来像を描き復興を進めた。
 藤沢氏は「町づくりの計画は地域が自ら考えることが大事だ。わざわざ予算をつけて計画づくりをコンサルなどに丸投げした例もあったが、当事者意識がなくなり実現しないこともあった。自分たちで考えたものはなんとか実現しようと努力できる」と語る。
 議員には「『自分が何かやります』ではなく、地域の現実を伝えて痛みを分かち合いながら『課題解決のために一緒に取り組んでいきましょう』と呼び掛ける人になってほしい」と期待する』
『地方創生って? 「地域の持続」浸透いま一つ、実現には住民参加が不可欠 統一選後半戦きょう投開票』
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1504260005.html

 国より地域、行政より住民みずからが問題に気づき、また解決に取り組むようになることが、地方創生の本質だと考えます。立候補した皆さんには、「私が○○を解決します」ではなくて、「皆さんが○○に取り組む必要がある」、と地域を目覚めさせる言葉を発してほしかったのです。
 しかし多くの立候補者は住民ではなく、自分を主語にして地方創生を語られました。結果、住民主体の地方創生は遠のき、選挙でも盛り上がりにかけてしまいました。
 すこし余談です。産経さんの取材でも話したのですが、復興の現場において「コンサルタント」という言葉を封印し、「コーディネーター」を私はなぜ使っているか。復興や地域活性化では地域の方が問題解決を行う必要があります。だから、よそ者が問題を解決してくれそうな言葉(コンサルタント)ではなく、あくまで地域の方が主役となるような表現である言葉(コーディネーター)を選んだのです。
 当選された皆さん、おめでとうございます。議員活動の先に、一人でも多くの方を、地域の問題解決の輪に入れて頂きますように。

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2015年04月26日

ネパール大地震に、日本人として何ができるか。(4月26日)

Ghandrung Village and Annapurna South, Nepal, Himalaya
(photo by rajkumar1220)

 4月25日、ネパールで大地震が発生しました。世界遺産であるダラハラ塔が崩壊するなど、甚大な被害状況です。
「ロイター通信によると、ネパール第2の都市ポッカラの東約80kmの地点で、マグニチュード7.9の地震が発生した。ネパール内務省はロイター通信に対し、少なくとも1805人が死亡し、約4700人が負傷したことを明らかにした」
『ネパールでM7.9の大地震、死者1800人超す 4700人負傷、救助は難航』
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/25/nepal-earthquake_n_7142000.html

 ネパール国は、東日本大震災発生当時、日本へ毛布5,000枚を寄贈頂くなどの支援・協力して下さっています。

ネパールからの支援物資の受け入れ(2011年3月25日、外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/3/0325_04.html


 寄付額と同額をマッチングする仕組みを、Yahoo! JAPANが早速立ち上げてくれました。

【寄付が2倍】ネパール 地震被害緊急支援募金(Yahoo!基金)
http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630016/


 日本人としてできる支援をぜひお考え頂ければと思います。

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2015年04月25日

被災自治体と大手企業のマッチングイベント、今年度も開催へ。(4月25日)

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石巻へ。(4月22日)

4月22日は石巻出張でした。目的は、「東の窓の会」の第三回推進会議。この集まりは、東の食の実行会議において、小泉進次郎政務官が呼びかけ人となり、釜石市・大船渡市・石巻市・女川町という企業連携にたけた四市町が集って行われている、企業連携の取組です。県をこえた地域が横で繋がりながら、企業との長期の関係を模索する取組で。RCFは昨年から事務局をつとめていて、特に1月からは被災者支援コーディネート事業の一環でこの取組を進めています。

『被災自治体と大手企業の連携の窓口 「東の窓の会」本格始動』(東北復興新聞より)
http://www.rise-tohoku.jp/?p=9523


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石巻六次化センターにて。(4月22日)


 会合に先立ち、まずは、石巻六次化センターを視察。復興支援員制度を活用しながら、石巻市の漁業・農業事業者による販路開拓や新商品開発の支援を行っています。被災三県では、商品の付加価値向上が課題。センターでは、商品開発の助言、香港との連携、ネット販売用の写真撮影サポートまで、幅広い取組が行われていました。

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笹野副市長からのコメント。(4月22日)


 連携推進会議では、2月のマッチングイベントを踏まえた、今年度の取り組みについて協議。今年も、大手企業さんを集めてのイベントを実施する予定です。参加企業のみなさま、引き続き宜しくお願い致します。

□参考
『仙台で「東の窓の会」マッチングイベント、「新しい東北」官民連携推進協議会・会員交流会に参加』(小泉進次郎議員のblogより)
http://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/entry-11987464930.html

『「東の窓の会」第1回マッチングイベントを開催しました』(釜石市の石井地方創生室長のblogより)
http://kazz.blog.jp/archives/1019384849.html

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□資生堂と共に、大船渡の椿の里づくりコーディネーター募集中。4/24,25は東京で説明会→http://ow.ly/Lta5p
□5/30の社会的インパクト投資シンポジウムに登壇です
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2015年04月23日

4月24日と25日に、復興・社会コーディネーター募集説明会。(4月23日)

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竹橋駅前の八重桜。

 ビズリーチさんにご協力頂いて、RCF本体含め、様々な東北復興の仕事を募集中です。
 大手玩具メーカーからRCFに転職し、福島での農業支援で活躍しているRCF榊へのインタビューと、私もコメントを寄稿した特設サイトがあります。ぜひご覧下さい。

『東北復興から日本が変わる。未来の日本社会をつくりませんか?ーBIZREACH』
https://www.bizreach.jp/content/executive/rcf/


 また募集中の職種は次の通りです。

1. RCF復興支援チーム/社会事業コーディネーター (RCF採用)
 東北と全国で、企業・行政・NPOによる社会事業の企画・推進を担っていただきます。勤務地は東京です。

2. 大船渡・椿の里づくり戦略コーディネーター (RCF採用)
 資生堂とともに、大船渡での椿ブランド育成を手がけて頂きます。現地に駐在して、関係者とのネットワークづくりを担っていただきます。

3. 日本財団「WORK FOR 東北」経由での、現地復興事業担当者 (現地自治体等採用)
 「WORK FOR 東北」が、三県での自治体などでの仕事35件をマッチング致します。

 ご関心ある方は、次のいずれかの説明会にお越しください。25日は主に私が説明を進めます。どうぞ宜しくお願いいたします。

4月24日(金) 大船渡・椿の里づくり戦略コーディネーターのみの説明会
詳細・申込→http://rcf311.com/2015/04/09/tsubaki_saiyo/
4月25日(土) RCFコーディネーター人材説明会
詳細・申込→http://rcf311.com/2015/04/10/0425_seminar/


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2015年04月22日

『6人の東北社会起業家から、人の復興を学ぶ。(4月21日)』

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東北未来創造パートナーシップ・フォーラムにて。(4月20日撮影)

 昨日は、経済同友会と東北未来創造イニシアティブの主催によるイベントに参加しました。登壇した東北の社会起業家は6名。

1.フィッシャーマン・ジャパン 阿部勝太さん http://fishermanjapan.com/
2.ふくしまオーガニックコットンプロジェクト 吉田恵美子さん http://doyoucotton.jimdo.com/
3.モリウミアス 立花貴さん http://www.moriumius.jp/
4.しんせい 富永美保さん http://saronsinsei.jimdo.com/
5.SAVE TAKATA 佐々木信秋さん http://savetakata.org/
6.ソーラーアグリ体験交流の会 半谷栄寿さん http://minamisoma-solaragripark.com/

 私は、佐々木さんと半谷さんを来場する皆様にご紹介する役どころ。佐々木さんは岩手県最大の被害を受けた陸前高田で、若者無業者と、農業六次化という二つのテーマを同時解決する取り組みを披露。
 半谷さんは、できたばかりの「高校生が伝えるふくしま食べる通信」を手に、福島の子どもたちから復興アントレプレナーを生むための構想を熱く語られました。
 六人の皆さんが等しく強調していたのは「人の復興」です。RCFではちょっと難しめに「ソーシャルキャピタル」あるいは「社会関係資本」が復興の根本にあると表現しています。

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2015年04月20日

農村女性と、被災事業者で共通な課題とは。(4月20日)

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皇居にて。(4月18日撮影)

「2006年の農水省調査によると、全国で9,444の農村女性起業活動があり、1997年の調査開始以降増加の一途をたどっている。食品加工75%、販売・流通44%が二大事業である。60歳以上が53%を占め、全体に高齢化が進んでいる」p146
『地域政策を考える~2030年へのシナリオ』(佐々木茂ほか、2009)

 2012年の調査(※1)では、農村女性起業活動は9,719件。その前の調査に比べると、はじめて微減しています。60歳以上が67%と高齢化はさらに進んでいて、最大の課題は人材不足です。2010年までは一貫して女性による事業活動は広がっていましたが、停滞・減少期に入ることになりそうです。これは、東北の被災事業者の最大の課題と同じです。
 全国の農村と、東北の事業者がかかえるテーマはここでもつながっています。地域の担い手をいかに増やすか、もっと真剣に考える必要があります。

※1『農村女性による起業活動実態調査結果の概要ー農林水産省, 2014』
http://www.maff.go.jp/j/keiei/kourei/danzyo/d_cyosa/woman_data5/pdf/24kigyoukekka.pdf



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2015年04月19日

資生堂と共に、大船渡で椿のブランドづくりに挑みませんか。4/24・25に東京で説明会

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新宿御苑にて、桜を見る会。(4月18日撮影)

 昨日は、「桜を見る会」に伺い、多くの知人に加えて、内堀知事、岡本次官ともご挨拶できました。さて桜の季節は終わりましたが、椿の取り組みをRCFは進めています。資生堂、大船渡市と共に進めている取り組みについて、東海新報さんが取り上げています。
「大船渡市は本年度から、市の花・ツバキのさらなる利活用を通じて地域のブランド力向上やコミュニティー再構築につなげようと、「椿の里づくり戦略コーディネーター」を採用する。東日本大震災復興にかかる官民のコーディネート役を担っている、一般社団法人・RCF復興支援チーム(本部・東京、藤沢烈代表理事)に事業を委託。ツバキを縁に復興支援に臨む大手企業の応援も得ながら、内外に誇れる「椿の里」を描いていく」
『誇れる「椿の里」描く 戦略コーディネーター初募集 ブランド力など向上図る』
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws10696

 この取組で重要なのが、現地に駐在しながら、椿のブランドづくりを進めるコーディネーターです。一名の募集ではありますが、RCF釜石チームとも連携しながら、大船渡市農林課と共に業務を進めて頂きます。24日・25日に東京。29日は大船渡市で説明会です。ぜひお越しください。

詳細は→ http://rcf311.com/2015/04/09/tsubaki_saiyo/

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2015年04月18日

交通とソーシャルキャピタルと復興。(4月18日)

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仙台にて、被災者支援コーディネート事業の振り返り。

「『自動車は走っているが、人影がない』という状況から、『自動車は走っていないが人影の絶えない』状況へと抜本的に転換していかねばならない」p208
『地方都市圏の交通とまちづくり』(辻本勝久、2009)

 「人が少ない・・」
 東北をまわっていると、駅前にせよ商店街にせよ、そう感じます。
 その理由は、震災そのものや人口減少よりも、交通政策にあります。
 2010年の交通手段の違いをみると(※1)、三大都市圏では自動車33%の一方、地方では58%。1987年時点では、地方も40%に留まっていました。自動車の利用が高まるにつれて、徒歩や駅で人と人がすれ違うタイミングが年々減っているわけです。
 辻本勝久さんは、イギリスの交通政策に注目しています(※2)。ブレア政権より、自動車だけでなくバスや鉄道との連動や、地域のまちづくり・教育・福祉との繋がりを目指すようになっているのです。
 東北復興では、いかに人と人のつながり(=ソーシャルキャピタル)を回復するかが重要だと、先日もPHPの熊谷哲さんと議論しました(※3)。人間と交通の在り方を、東北でも模索しています。

※1 代表交通手段分担率(「都市における人の動き」国土交通省, p7)
http://www.mlit.go.jp/common/001032141.pdf


※2 ブレア政権時代の交通政策を、東北の交通施策に重ねる〜「交通基本法時代の地域交通政策と持続可能な発展」よりー藤沢烈BLOG
http://retz.seesaa.net/article/417003667.html


※3 ソーシャル・キャピタルが復興を確かなものに
http://www.kaeruchikara.jp/article/1671/


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2015年04月17日

若者が地域で活躍するために。(4月17日)

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満開の石割り桜。盛岡にて。

「大都市の側が、そこに流入してきた若者に必ずしも成功を保証できなくなった今、地方の側は自らが元来持っている魅力を再認識し、自信をもって若者に伝えることができれば、かつてに比べて職業選択上の転機が訪れやすくなっていることもあり、Uターンを選択する若者は増加するのではないだろうか」p189
『人口減少と地域ー地理学的アプローチ』(石川義孝ほか、2007)

 引き続き、人口減少について勉強中です。昨年、韓国の経済評論家である李源宰さんとお話した時に(※1)、「韓国にはUターン、Iターンがない」と話されていました。都市化が進む韓国では、優秀な若者は韓国に集まり、最優秀な若者は海外にいく。結果として地方や国内の空洞化が進んでいます。対して日本では、東北や全国地域に、優秀な若者も入り込んでいる。そこに李さんは希望と可能性を感じたそうです。
 実際、地方創生の名の下に、地域おこし協力隊をオリンピックまでに4000人に増やすことが目標になっていて(※2)、すでに1500名の方が全国で活動しています。
 しかし急速に取組が広がる中で、受け入れ体制が不十分であるなど、様々な「失敗」が生まれ始めてもいます(※3)。若者側の思い・意識に頼りきらずに、いかに地域側が受け入れのための準備を重ねていくか。RCFも、「WORK FOR 東北」含め、少しずつ知見と事例を積み上げていきたいと考えています。
 
※1 「新しいリベラルは、日本と韓国で広がるかー藤沢烈BLOG」
http://retz.seesaa.net/article/407424672.html

※2 「地域おこし協力隊、20年度に4000人」
http://ja-koryu.com/post-1111/2014/12/12

※3 「地域おこし協力隊の「失敗の本質」に共感しすぎてやばい!協力隊応募者必読!」 
http://takahirosuzuki.com/2015/0124112803



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2015年04月16日

ソーシャルインパクトボンド、始まる。(4月16日)

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左は吉田雄人・横須賀市長。

 昨日4月15日、日本財団と横須賀市が協定を締結。「ソーシャル・インパクト・ボンド」を活用し特別養子縁組推進を目指すという、日本初の取組を開始します。
「神奈川県横須賀市と日本財団は15日、民間資金で公的事業を進める「ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)」を活用し、児童養護施設の子どもの特別養子縁組を進めることで合意した。財政負担の軽減を図るSIBによる事業実施は全国で初めて。今年度はパイロット事業として、日本財団が事業費約1900万円を全額負担する」
『横須賀市:SIBで特別養子縁組 全国初、日本財団が出資』
http://mainichi.jp/select/news/20150416k0000m010092000c.html

 ソーシャル・インパクト・ボンドは、行政サービスを民間投資によって先行実施し、成果に応じて行政が対価を支払う仕組みです。民間資金を通じて公的サービスが加速するという米国・英国で発達したモデルが、日本でも進められることになります。
 RCFは、横須賀市と日本財団のコーディネートを担いました。新しいモデルをいち早く導入するという、横須賀市の決意に感銘を受けていましたし、社会モデルを築くための投資を行うのだという、日本財団の先駆性にも心震える思いです。ここに至るまでに、多くの方にお世話になりました。
 民間と行政の連携は、これで新しい局面を迎えることになります。RCFも、この取組が横須賀を皮切りに全国に広がっていくために、力を傾けていきます。

□参考
「日本初“ソーシャル・インパクト・ボンド”パイロット事業」
http://www.nippon-foundation.or.jp/news/pr/2015/40.html

「日本初、ソーシャル・インパクト・ボンドで養子縁組推進」
http://alternas.jp/study/news/58143

■おしらせ
□資生堂と共に、大船渡の椿の里づくりコーディネーター募集中。4/24,25は東京で説明会→http://ow.ly/Lta5p
□5/30の社会的インパクト投資シンポジウムに登壇です
http://impactinvestment.jp/2015/04/529-302.html
□藤沢烈の新著が3月11日に講談社より発売されました。『社会のために働く 未来の仕事とリーダーが生まれる現場』。購入は→http://ow.ly/JI7F3
□RCFが受託している双葉町復興支援員の新規メンバー募集中です。詳しくは→http://rcf311.com/2015/03/19/futaba_bosyu1503/
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2015年04月15日

現場からの少子化対策。(4月15日)

「2005年の内閣府調査によると、少子化対策として女性が必要としている政策の1-3位は次のようになっている。1.経済的支援(70%)、2.保育所の充実(39%)、3.休業・短時間勤務制度(38%)」
『ストップ・ザ・少子化』(宇野弘之、2014)ー1611旅

 東北や全国での、少子化対策についても勉強中です。内閣府の調査(※1)によれば、保育・教育費、医療費などの経済的支援を求める声が高くなっています。
 その理由は、1997年以降、共働き世帯が専業主婦世帯を上回り続けているデータをみてもわかります(※2)。また若い世代の給与も下がる一方。「意識」ではなくて、子どもを生み育てる環境そのものが弱まっているわけです。
 「地方創生」でも少子化対策は大きなテーマです。「国VS地方」「地方分権」などの大文字のキーワードではなくて、1つ1つの地域で、地道に社会環境を整備し続けることこそが、求められていると考えています。

※1 『「少子化社会対策に関する子育て女性の意識調査」の概要ー内閣府』
http://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/siryo/pdf/ka20-2.pdf

※2 『専業主婦世帯数と共働き世帯数の推移ー労働政策研究・研修機構』
http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/qa/a07-1.html



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2015年04月14日

現地/東京のコーディネーターを募集中です。4/25土に説明会

IMG_3991
4月にはRCFに4人のメンバーが新規参画しました。

 4月25日に、RCFコーディネーターの募集説明会です。最近は、東北にかぎらない、全国各地での社会課題解決にむけた新規プロジェクトが増えています。社会課題解決にどこよりも敏感で、また行政・企業・ソーシャルをにつかいわけられる人材になるため、RCFでのキャリアを考えてみませんか? 関心ある方はぜひ説明会にお越しください。
 説明会では、RCF本体での業務にくわえて、先日ご紹介した「大船渡・椿の里づくりコーディネーター」と、「WORK FOR 東北」による支援案件の紹介もいたします。復興・地方創生のいまを知る機会にして頂ければと思います。

========================================================--
 東日本大震災から4年、東北では復旧から復興へとフェーズが変わり、新しい市場、新しい働き方、そして新しいキャリアが生まれ始めています。今、東北で起きているのは、未来の日本社会をつくる動き。
 私たちRCFのミッションは、そうした東北の各地域と都市、行政と企業をつなげ、コーディネートすること。社会起点で物事をとらえて新しいビジネスを生み出し、働き方やビジネス、行政を変えていく「コーディネーター」は、今後も求められる重要な役割だと感じています。
 ただ、山積みの課題やニーズに対して、それを解決に導く、「若きコーディネーター」が圧倒的に足りません。
 RCFは、これまで東北地域にて様々な課題に取り組み、いまではそこで得た経験やネットワークをもとに、東北以外の地域でもプロジェクトを実施しています。現在、RCFは様々なセクター・業界から転職したメンバーが加わり、約60名の組織へと成長しました。
 本説明会では、「社会に対して価値のあることをしたい」という想いをもち、「これまでの経験を活かしながら、新しい仕事にチャレンジしたい!」という方へ、「コーディネーター」の募集案件を複数ご紹介します。

 ※今回の人材募集は、株式会社ビズリーチ様とタイアップして募集しております。

  特設ページはこちら ⇒ https://www.bizreach.jp/content/executive/rcf

 ※本説明会は、ビズリーチ会員様以外でもご参加できます。 

========お申し込みはこちらから========
          http://goo.gl/ynTpfn
==========================

■開催概要
◎日時 2015年4月25日(土) 14:00〜16:30(13:30開場)
◎開催場所 TIP*S/3×3Labo(さんさんらぼ)
      東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル6F 662区
◎定員 50名 ※多数のお申込みが予想されます。お早目のお申し込みをお願いいたします。

■当日のイベント内容(概要) 
 ・東北復興の状況、RCF復興支援チームのご紹介
 ・募集案件プレゼンテーション
 ・RCFメンバーによるパネルディスカッション
 ・ブース相談  ※ご関心ある案件の担当者やRCFスタッフへ、気軽にご質問ください。
※RCF 専任スタッフ約60名(2015年4月現在:内平均年齢30代半ば)
※RCF藤沢他、何名かのスタッフによるパネルディスカッションを予定しております。

■募集案件の例 
 ・一般社団法人RCF復興支援チーム
   社会事業コーディネーター(産業支援・コミュニティ支援・人材支援)
 ・大船渡市「平成27年度大船渡市椿利活用推進業務」
  (募集団体:一般社団法人RCF復興支援チーム)
   椿利活用推進支援員 (椿の里づくり戦略コーディネーター)
 ・被災市町村(日本財団「WORK FOR 東北」)
  日本財団「WORK FOR 東北」を通じて募集している各種求人
  http://www.work-for-tohoku.org/list/

■その他
 ・採用の選考フロー上、本説明会への参加は必須ではございません。
 ・服装はスーツでなくても構いません。お好きな格好でいらしてください。

========お申し込みはこちらから========
          http://goo.gl/ynTpfn
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■おしらせ
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2015年04月13日

[読書] 物流からみた道路交通計画 (1610旅)

「震災復興の過程では、戦後の復興と同じように、食料供給、インフラ整備、産業復興が必要である。これらはいずれも円滑な物資流動が不可欠であることから、物流の重要性が再認識されたところである」
『物流からみた道路交通計画』(苦瀬博仁, 2014)

 東北の産業復興では、「人材不足」「販路回復」が取り上げられがちですが、実は物流が大きな課題になっています。3月21日に行われた三菱商事さんの復興報告会で行われたパネルディスカッションでも、会津中央乳業の二瓶社長は「地域の出荷量が減ったことで、同時に物流が減りつつあるのが問題」と指摘しました。また「東の食の実行会議」でも、かねてから物流問題を解消しなければ、東北の水産業の活性化はないと議論されています。
 一方で、東北では復興道路が多く建設されつつあります。この道路を、物流事業者とも連携しながら、いかに活用するかが急がれます。RCFでも、いすゞ自動車さんや行政機関の皆さんとともに、この問題に取り組んでいきたいと考えています。



□参考
「いすゞ自動車による本業をつうじた復興への取組。(3月30日)ー藤沢烈BLOG」
http://retz.seesaa.net/article/416483145.html
「3.11 復興道路・復興支援道路情報サイト」
http://www.thr.mlit.go.jp/road/fukkou/

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2015年04月12日

福島の桃は、風評を越えて新しい価値を見出すか。(4月12日)

P3050110-001
キリン氷結・福島産桃もかなり呑みました。

 RCFもコーディネーターとして参画している「キリン絆プロジェクト」が、福島の桃「あかつき」への支援を決定しました。
「福島市の若手果樹経営者9人と福島大で農業復興支援に取り組む研究者らでつくる「ふくしま土壌ネットワーク」(高橋賢一代表)は10日、消費者ニーズ調査や加工品開発などを通じて桃の品種「あかつき」のブランド力強化を図る「『桃の力』プロジェクト」に取り組むと発表した。同プロジェクトを支援するため、キリングループが日本フィランソロピー協会の協力を得て2200万円を助成する。」
『「あかつき」ブランド強化 福島で「桃の力」プロジェクト』 (福島民友、4月11日)
http://www.minyu-net.com/news/news/0411/news10.html

 キリン絆プロジェクトは、単純な復旧ではなく、「新たに地域でのブランド化を目指す」ことを支援の要件としています。原発事故によって元の状況に戻ることも困難な中、生産者の皆さんが付加価値を上げていくことを決意されたのは、大きな意味があります。
 「風評があるから売れない」ではなく、「消費者に価値があるから売れる」へ。福島の農業と復興において、転換点となるような、意味あるプロジェクトになると考えています。

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2015年04月11日

[読書] 総合計画の新潮流 (1609旅)

「これからの時代は、自治体の政策が一人ひとりの生活全体に及ぶことも予想され、『声の大きな人』の言い分を聞く『参加』から、『普段は声を出さない』人に意思表示の場を設ける必要が増してくる」
『総合計画の新潮流』(玉村雅敏, 2014)

 全国各地で、地方創生についての計画策定が進められています。コンサルタント任せが増えていることが問題視されていますが、問題の本質は「現場感のなさ」にあります。住民の声を聞いてはいるのですが、期間が短い中で調査を進めますから、「声の大きな人」による意見に偏ってしまうのです。
 RCFでは釜石等で、現地駐在のコーディネーターが「声を出さない人」の声を少しずつ集め、施策への反映をサポートして参りました。これからの行政計画・施策においても、いかに声なき声をアウトリーチするかを、検討する必要があると考えます。



■おしらせ
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http://impactinvestment.jp/2015/04/529-302.html
□藤沢烈の新著が3月11日に講談社より発売されました。『社会のために働く 未来の仕事とリーダーが生まれる現場』。購入は→http://ow.ly/JI7F3
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2015年04月10日

資生堂と共に、椿の里づくりコーディネーターを募集。4/24・25東京で説明会です。

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大船渡の椿館にて。(2014年11月撮影)

 資生堂・大船渡市・RCFの三社連携で進めているプロジェクトが、コーディネーターを1名募集します。「椿」を通じた復興・地域づくりの担い手になりませんか。
 被災地である大船渡は、ヤブツバキの北限であり、市花となっていることから、椿を切り口とした復興を進めています。また、TSUBAKIブランドをもつ資生堂は、2013年から大船渡の椿を支援し続けていることから、今回プロジェクトをご一緒しています。大手企業との連携により、ソフトパワーでの復興を進める、他にはない機会です。ぜひ説明会に来場ください。

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「椿」でまちをつくる戦略コーディネーターを募集〜「花椿」を商標とする(株)資生堂も当事業を応援〜
http://rcf311.com/2015/04/09/press_release_tsubaki/

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 一般社団法人RCF復興支援チームはこのたび、岩手県大船渡市が実施する「平成27年度大船渡市椿利活用推進業務(以下、「椿利活用推進業務」)」を4月1日より受託しました。この事業は、現地に専任のコーディネーターを配置し、市の花であり地域資源である「椿」を軸に関係団体の連携強化や都市との交流を推進し、将来的には地域コミュニティの再構築や市の知名度・地域ブランド力の向上を促そうとするものです。本日4月9日より、現地での活動を担う「椿の里づくり戦略コーディネーター」を募集します。

 東日本大震災から丸4年が経ち、被災地ではコミュニティの活性化や地域資源の活用など、ハード面からソフト面での復興に課題が移行し、現地で取組みを推進する人材確保が急務です。椿利活用推進業務はそのような被災地のニーズに即した取組みの一例として、行政と地域内外の民間が一体となって行うものです。また、今回の取組みは、大船渡市を含む気仙地域で平成25年度から「椿」を軸とした復興支援活動を続ける株式会社資生堂にも、応援をいただいています。

□募集概要
・募集期間:2015年4月9日(木)〜2015年5月6日(水)
・募集職種 大船渡市 椿利活用推進支援員 (椿の里づくり戦略コーディネーター)<1名>
・勤務地 大船渡市内

□募集説明会
 @東京都内(2回開催)
  日時:4月24日(金)19:00〜20:30 (予定)、4月25日(土)14:00〜16:30(予定)
  場所:TIP*S/3×3Labo(東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル6階 662区
 A大船渡市内
  日時:4月29日(祝・水)13:00〜14:30(予定)
  場所:大船渡市市民文化会館(リアスホール) 展示ギャラリースペース(大船渡市盛町字下舘下18-1)

詳細・申込は→http://rcf311.com/2015/04/09/press_release_tsubaki/

■おしらせ
□5/30の社会的インパクト投資シンポジウムに登壇です
http://impactinvestment.jp/2015/04/529-302.html
□藤沢烈の新著が3月11日に講談社より発売されました。『社会のために働く 未来の仕事とリーダーが生まれる現場』。購入は→http://ow.ly/JI7F3
□RCFが受託している双葉町復興支援員の新規メンバー募集中です。詳しくは→http://rcf311.com/2015/03/19/futaba_bosyu1503/
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2015年04月09日

ブレア政権時代の交通政策を、東北の交通施策に重ねる〜「交通基本法時代の地域交通政策と持続可能な発展」より

「英国では、1997年に発足したブレア労働党政権のもと、1998年7月に交通政策白書が発表された。この白書には、1.異なるタイプの交通間の連携、2.環境との連携、3.土地利用計画との連携、4.教育・健康及び冨の創造のための施策との連携、という4つの連携が掲げられている」
『交通基本法時代の地域交通政策と持続可能な発展』(辻本勝久, 2011)

 交通ネットワークの専門家による一冊。ブレア政権時の交通政策の変化についての章が目を引きました。
 自動車だけでなく、バスや鉄道といった別の手段との連動。地域のまちづくり計画との連動。地域の教育や高齢者福祉との連動など、東北復興における取組にも参考になる事例があります。
 ブレア政権はそれまでの中央集権の傾向に対して、地方分権を大きく打ち出しました。狙いや文脈はことなりますが、地方創生政策との共通点もあるように思います。

□参考
『地域公共交通の維持・活性化に関する 調査研究について』(国土交通省, 2014)
http://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/research-p140528/06.pdf
『ブレア政権の新交通政策とイングランドの交通計画システムの変化』
https://www.jsce.or.jp/library/open/proc/maglist2/00039/200211_no26/pdf/205.pdf



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