仙台の国家戦略特区にて。
先週10日(木)に、仙台市の国家戦略特区イベントに登壇致しました。仙台市も国家戦略特区の1つですが、「社会起業特区」を目指していて、これまでにNPOの設立期間の短縮や、一般社団法人への信用保証協会融資の実施を進めています。
一般社団法人は設立こそ容易ですが、企業より資金調達手段が限られ、NPOより寄付や支援が得られにくい状況があります。仙台市の取組によって、非営利組織も事業であって、融資を通じて事業成長が求められることが広まっているように思います。ソーシャルセクターのイメージをよりよくしている、ということで壇上より仙台の皆さんに感謝申し上げました。
加計学園問題によって、国家戦略特区が批判されています。恣意的な運用は問題ですが、日本全体で法律をかえるまえに、一部の地域から実験的に制度を使い始めること自体は、必要なことだと考えています。非営利組織が、実験的に公を担う取組をもっと加速させたいですね。