2009年04月17日

951旅 ミチオ・カク『サイエンス・インポッシブル』★★★★

「われわれに対してタイプV文明がとる態度は、アリ塚に対してわれわれがとる態度に似ているかもしれない。腰を低くしてアリにささやかな見返りを渡すようなことはせず、単に無視するのだ。アリが直面する可能性の高い危険は、人間がアリを襲ったり全滅させようとしようとすることではなく、単に邪魔だという理由でアリ塚をつぶしてしまうことだ」p208
ミチオ・カク『サイエンス・インポッシブル』(NHK出版, 2008)

★本の概要
 理論物理学者ミチオ・カクが、SFで用いられる未知の技術が、どこまで可能なのかをまとめた一冊。テレポーテーション、テレパシー、念力、透明人間などが、科学的には今世紀中に実現してしまう可能性があることに驚く。

★アリのような人間
 その中から地球外生命について。SETIの取り組みから、宇宙人の姿形・スケールの考察がなされる。そして、そもそも宇宙を自由に航行できる高度文明からすれば、人間ごときはアリのようなもので、完全に無視されているだろうとする。
 確かに、アリと真剣にコミュニケーションしようと思う人なんていないよなあ。既に、人間は次元の外側からじっと観察され続けているのかもしれない。

posted by 藤沢烈 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の旅 ★★★★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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