2009年04月26日

977旅 武藤清栄『雑談力』★★

「率直でないコミュニケーションには、なんとなく変だとか、何か隠しているとか、心はいろいろと感じるものです。人間関係には信頼が大切。たとえ一時の雑談でもふれあいがほしいですよね。安心して話ができ、気持ちの交流もあれば、それは充実した時間になります」p95
武藤清栄『雑談力』(明日香出版社, 2003)

★本の概要
 東京メンタルヘルスアカデミー所長による、雑談を技術として捉えた一冊。雑談に抵抗感がある方や、部下が大人しすぎて扱いに困る方にも役立つだろう。

★我と汝と雑談力
 マルティン・ブーバーは『我と汝』にて、自分に固執することも、相手をモノと見ることも避け、我と汝の一体性を重視すべきと考えた。
 雑談においても同じことが言えるかもしれない。
 著者による雑談力を下げる、または上げるタイプをみてみよう。
 「場の空気がわからない」「自慢話が必ず出てくる」「話の途中で割り込む」「一人でおしゃべり」などが雑談力を下げるタイプ。これは、自分しか見えていない状態だろう。
 「相手を考えながら話題を探す」「熱心な聞き手であること」「相手のテンポや順序を乱さない」などが雑談力を上げるタイプ。相手を尊重して会話している様子がうかがえる。
 ただし、その場合に相手を「モノ」としてコントロールしていると逆効果となる。「感情や本音が出てこない」はマイナスであり、「リラックスできる雰囲気」「気持ちを伝えられる」ことはプラスであるという。
  相手も自分であると捉えていれば、自然に感情も生じ、ぎこちなさも減るだろう。

★編集後記
走り続け、沢山食べ続けているので体重の増減が激しい。三日で3kg位平気で変動してしまう

posted by 藤沢烈 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の旅 ★★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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