2009年07月21日

1183旅 三和総合研究所『中期経営計画の立て方・使い方』★★

「各事業の担当者は、自らのビジネスが衰退期にあることがわかっていても、経営計画策定では少なくとも現状維持レベル以上の数字を出してくる。(略)しかし経営計画で、ある事業を衰退ビジネスとして扱うことは、従業員のモラール・ダウンを引き起こす可能性があるため、経営者としても成長志向の経営計画を容認してしまう傾向にある」p194
三和総合研究所『中期経営計画の立て方・使い方』(かんき出版, 1999)

★本の概要
 IRのためにも、三か年の中期経営計画を上場企業はたてる。その基本的なフォーマットを説明した一冊。類書が少ないために、よく売れているようだ。

★企画スタッフの役割
 中期経営計画をとりまとめる経営企画スタッフの役割についてまとめたい。
 経営計画は全社を巻き込むため、スケジュールの立案とコントロールがまず必要となる。その上で社内調整を進め、経営トップを補佐する役目を担う。資料が揃えば内容の整合性チェック、レベル合わせが必要になるが、とりまとめに終わらせずに独自の情報収集・分析も必要となる。
 作成上の留意点としては、まずは社内調整面。各部門間の確執を外して客観的な判断が求められる。内容面では、絵にかいた餅になっても困るが、現状延長型や横並び意識で計画が組まれることも避ける必要がある。また過剰な分析を経営スタッフが行っても、現場からは受け入れられない。
 現場をたてた計画立案を進め、しかし全体最適を意識した理想状況の追求が鍵となる。

★編集後記
 トレーニングジムから、外でのジョギング中心に切り替えようと思うけれど、さすがに暑い毎日。室内トレーニングの方法もあわせて検討中。

posted by 藤沢烈 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の旅 ★★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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