2014年06月21日
キリン絆プロジェクトの例のない2つの特徴/キリンが山田町水産加工業グループに3070万円の助成/三陸の水産事業者と、世界とのギャップ〜6月21日(土)
■キリン絆プロジェクトの例のない2つの特徴〜復興支援日誌6月21日(土)ー1199日目
金曜日の夜は、キリン社による復興応援キリン絆プロジェクトの三年の区切りのイベントに参加でした。キリン社はこの三年間で60億円の寄付を東北に実施。おもに水産業・農業の支援を続けられました。
キリンさんの支援には2つ特徴があるように思います。一つは、震災前に戻す"復旧"ではなく、東北の水産業農業を変えようとする"復興"への取り組みを支えていること。これまで東京などからの下請けで生産してきた産業から、自分で商品をつくり、自分で販路を切り開き、何より自分で値付けができる、付加価値型産業に変わろうとする取り組みを支えています。
いま一つは、助成にとどまらず、案件形成、フォローをも実施されること。単発ではなく未来に繋がる支援になるように、被災事業者と喧々諤々の議論をしながら支援内容を検討されてきました。また助成金を出すのはインプットにすぎません。そのお金によって実際に商品ができ(アウトプット)、事業が成り立って地域に貢献する(アウトカム)ように、フォローアップを行うことも支援に組み込まれています。そうした取り組みの"結果"として、東北におけるキリン社のプレゼンスが高まっていくことを目指されています。
キリン社は震災後にCSR部門をくみかえ、CSV(Creating Social Value)本部を立ちあげられました。本業を通じて、社会に貢献する。社会に貢献することで、本業を活性化する。そうしたキリン社の覚悟が、キリン絆プロジェクトの取り組みの中に如実にあらわれているといえます。三年間の取り組みによる東北への貢献と、キリン社の想いをひしひしと感じた、昨晩の感謝の集いでした。
参考:
http://www.kirinholdings.co.jp/csv/support/index.html
■キリンが山田町水産加工業グループに3070万円の助成
19日、キリン社が山田町の水産業者に3070万円の助成金を贈りました。山田町漁業の付加価値向上を目指します。RCFは現地コーディネイトを担当させて頂きました。
「キリングループは19日、「復興応援キリン絆プロジェクト」として山田町内の水産加工業者らで構成する3グループと町商工会(阿部幸栄会長)に助成金計3070万円を贈った。水産加工品のブランド化推進や販路開拓に活用する」
『キリンが山田の4団体に助成金 水産業の復興支援』
http://www.iwate-np.co.jp/economy/y2014/m06/e1406202.html
■三陸の水産事業者と、世界とのギャップ
気仙沼の水産業者の皆さんが、ベルギーの国際水産見本市に参加。海外勢のPR力、倍以上の業務効率を実感したとのことです。
「視察先となったノルウェーの港町オーレスン。水産大手のサーモントラウト工場では、さばいて冷凍、包装するまでの工程が全て機械化され、従業員28人で1日120トンの加工能力を支えていた。「日本なら2倍以上の人手が要る」と、効率面で歴然とした違いを実感した視察団。資金の余力は厳しくても、加工業「かわむら」の川村潤取締役(41)は「ぎりぎりまで投資をして生き残りたい」と先を見据えた。」
『三陸の水産業者、世界に活路もPR不足 見本市で韓国勢にも圧倒され… 』
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140621/bsd1406210500005-n1.htm
■お知らせ
□6/24(火)に、久々にRCF採用説明会&活動報告会を行います。50人の復興コーディネイターと共に働きませんか?
http://rcf311.com/2014/06/12/information_session/
□NHK Eテレ「東北発未来塾」「コーディネイトする力」で四週特集頂きます。(6/2,9,16,23)。RCFが取組むコーディネイトの取組をぜひ御覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/201406.html
□東北復興に関心ある方は、twitterとfacebookのフォローを是非お願いします→
https://twitter.com/retz
https://www.facebook.com/retzfujisawa
(了)
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