岩佐大輝さん率いるGRAに、一昨日安倍首相が視察した様子をNHKが報道しています。
「安倍総理大臣は12日、宮城県山元町の農業生産法人を訪れました。
そして、IT技術を利用して温度や湿度、それに二酸化炭素の濃度などを自動的に調節する農業用ハウスを視察し、そこで取れたイチゴやトマトを試食しました」
『安倍首相 被災地の先進的施設を視察ーNHK』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141012/k10015344031000.html
岩佐さんは、NHK東北発未来塾の今月10月の講師でもあります。「IT農業のチカラ」とのタイトルで、技術を用いた新しいイチゴ農園の挑戦を、大学生たちに伝えています。
『第1週「最高のイチゴの作り方 教えます!」ーNHK東北発未来塾』
http://www.nhk.or.jp/ashita/miraijuku/archives/141006.html
岩佐さんには様々な場でお世話になっていますが、「東北から東京というルートではなく、いきなり海外に挑戦しよう」という考えが素晴らしいです。岩佐さん自身が書いたYahoo!個人の記事と、途中にでてくる図をぜひご覧下さい。
「地方で成功→東京で成功→アジア→世界なんて順番はどうでもいい。アジアに進出することは仙台から福岡に出ていくぐらいの感覚でいい。世界と直接つながろう」
『ステップ論じゃなくて、いきなり世界に飛び出そう!』
http://bylines.news.yahoo.co.jp/iwasahiroki/20140609-00036185/
『ステップ論じゃなくて、いきなり世界に飛び出そう!』
http://bylines.news.yahoo.co.jp/iwasahiroki/20140609-00036185/
フランスニースにいる松嶋啓介さんも、「東北から東京を目指してはだめ。海外に挑戦すべき」と語っています。岩佐さんや松島さんの後ろ姿をみていると、東北のあるべき姿が見えてくるように思うのです。
■『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(岩佐大輝、2014)★4ー1549旅
「(伊勢丹は)生産者にありがちな『おらのイチゴはいじばんうめーっちゃ!』というプロダクトアウトの発想とはまったく違う。なぜ、生産者と売り場にこんなにもギャップがあるのか、そのギャップを埋めないと農業の産業化などあり得ない」
「実際にサーフィンをやると、同じ波は一生に二度と来ないということが分かる。『今だ』という最高の波に乗れるか乗れないか。ここが勝負の分かれ目なのだ」
書評も岩佐さんの本を取り上げます。岩佐さんが被災した山元町の産業復興、イチゴの産業化や、インド進出をいかに実現させたか、「岩佐イズム」がよく分かります。復興関係者はぜひお読み頂ければと思います。
詳細・購入は→http://ow.ly/CEoEg
■お知らせ
□10/16(木)いわき、17(金)東京赤坂にて、双葉町/大熊町復興支援員の採用説明会。詳細→http://rcf311.com/2014/10/02/saiyo1002/
□10/26(日)、岩手北上で「ニューオリンズに学ぶ官民一体型まちづくり評価の実際と活用」に登壇。詳細→http://blog.canpan.info/kitakami/
□『「お金でも制度でもない、被災地には人材が足りない」 藤沢烈さん』(9/8、毎日)→http://bit.ly/1wkPtBb
□東北復興に関心ある方は、twitterとfacebookのフォローをお願いします→
https://twitter.com/retz
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(了)