2015年05月24日

『世界に通用する観光地になるための条件。(5月24日)』

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福島でディスティネーションキャンペーン、6月まで。

「旅行者は、地域がもっている歴史・気候・風土などが育んできた生活文化、郷土意識などに触れることを求めている」p45
『これからの観光政策と自治体』(松井一郎, 2014)★2-1627旅

 「負の遺産を受け入れる」「地域の強みを機能させる」、この2つが観光復興にむけて必要だと前回のブログに書きました(※1)。
 温泉・海水浴といった今までの観光資源だけではなく、地域の自然・文化・人々が、ニューツーリズムでは財産となります。例えば北海道ニセコは、大自然を活かして冬のスキーだけでなく夏のラフティングも観光資源化できています。平成11年には観光客入込客数で夏が冬を逆転(※2)。震災で減少した客数もその後回復し、平成25年度は年間157万人が人口5千人のニセコを訪れています。ニセコの観光会社経営者が、世界に通用する観光地になるための条件を7つあげています。
「ニセコは世界屈指のスキーリゾートとして、オーストラリア、香港や他のアジア諸国から沢山の人が訪れている。では、世界に通用する観光地となるための条件とは何か。1.人々。2.宿泊施設。3.独自性。4.日本らしさ。5.一般客向けサービス。6.観光プラン。最後に、各組織としっかり調整する必要がある」(ニセコアドベンチャーセンター、フィンドレー社長)
『これからの観光戦略〜外国人誘客を目指して〜』(日本都市センター, 2005)★2ー1628旅

 東北があてはまるためには、広域でこうした取組を総合的に進めるための組織が必要になるでしょう。東北三県も、独特の自然を保有しています。震災によって知名度も上がりました。時間もリソースも限られます。絞り込んだ集中的な取組が求められています。

※1 観光復興のための、二つのポイント。(5月22日)
http://retz.seesaa.net/article/419375845.html

※2 ニセコ町観光統計(観光入込客数調査など)ーニセコ町
http://www.town.niseko.lg.jp/machitsukuri/tokei/post_113.html

『これからの観光政策と自治体』(松井一郎, 2014)★2-1627旅


『これからの観光戦略〜外国人誘客を目指して〜』(日本都市センター, 2005)★2ー1628旅


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posted by 藤沢烈 at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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