2016年05月09日

再チャレンジ施策と学び直し〜『学び直し可能な社会と大学』(落合功, 1684旅)

「2007年4月、文部科学省から二つの支援策が提案された。一つは『社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム』事業であり、もう一つは『再チャレンジのための学習支援システムの構築』事業である」p9
「人生のなかで、学び直しをする機会は大きく三つの時期があると思われる。それ、1フリーターから就職とか、再就職や転職などを考える時期、2人生の転機を考える時期、3退職後の人生の生きがいを考える時期である」p173

 第一次安倍内閣(2006-07)において、一つの仕事に失敗しても「再チャレンジ」できる社会を目指した政策が進められた(岡本全勝さんはその時の担当審議官)。この関連で、文部科学省も学び直しのための様々な取り組みを大学と行ったようだ。広島修道大学によるそうした取り組みをまとめた一冊。
 再チャレンジ施策は、第一次安倍内閣が終わると同時に消滅しているが、その課題自体は残されている。昨日のブログでは40歳定年制のことを書いたが、20才、40才、60才で学び直すということと、本著で指摘する三つの時期は完全に符合する。学び直しの場としての大学やオフライン空間のあり方について、考え続けたい。(そういえば、スタディサプリの山口社長も、社会人教育へのサービス提供を考えているようだった)

posted by 藤沢烈 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/437684139
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック