2016年05月17日

50才で人は仕事を変えることができるか〜『ジェネレーションフリーの社会』(北岡孝義,2015),1690旅

「2012年2月、穏健党のラインフェルト首相は、年金支給開始年齢の75才引き上げに言及した。首相のこの発言には、国民が納得しなかっただけではなく、マスコミ、野党も一斉に反発した」p75
「ラインフェルトの提案は、そうした既存の枠組みを変革しようと訴えている。そのひとつが『人生二毛作』という考え方だ。これは、『人生を二つの期に分けて、職業を変えよう』という提案である。20歳から40歳代後半を第一期、50才から75才を第二期とするワークライフが一般的となるような社会を提案している」p103

「2020年小委員会」でも議論されている、定年という障壁をなくして新しい働き方を生み出そうとする流れに近い一冊。しかし、働き方を変えるのは簡単ではない。スウェーデンでは、ラインフェルト首相が2012年に「人生を二つの期に分けよう」という、柳川先生の40才定年論に近い考えを示したが、同時に年金支給開始年齢の引き上げに言及したことで政権交代が引き起こされてしまった。しかし、企業自体の寿命が25年にまで短くなってきた時代である。新卒で働いた会社で勤め上げることはできない。私も40才だが、その頃には今までのやり方を捨てて、時代にあったキャリアを再設定する必要がある。

posted by 藤沢烈 at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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