2016年05月29日

官僚がNPOに出向することの意味。(5月29日)

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官民協働ネットワークCrossoverとのイベントにて。

 昨日は、Crossover、クロスフィールズ、そして新公益連盟によるイベント。Crosoverは二人の国家公務員が立ち上げた官民ネットワーク。今回は、官僚がNPOに出向する流れを作っていこう、という目的のために開かれました。土曜日でしたが、100人が参加。私はパネルトークに出たのと、人材募集を行うNPOの一つとしてプレゼン。強い関心を感じました。
 ETICが国家公務員向けに3年目研修を行って9年になりますし、私もこの3年、企業・NPO・行政の連携についての講演を官僚向けに行っています(次回は6月8日)。国側のNPOへの認識は着実に広がっています。
 質問でも答えましたが、行政や企業からの期待・関心の一方で、NPO側の力量を高めていく必要があるように感じています。復興や地方創生の現場ではNPOへの様々な施策が用意されています。しかし事業があっても、民間企業が受託していくばかりで、仕事を引き受けられるNPOが限られているのです。プロフェッショナル型のNPOをいかに増やすか。新公益連盟を立ち上げた背景の一つです。
 RCFでも、NPO側にたって事業を進められる行政/企業出身者を、常に求めています。関心がある人はRCFの採用サイトをご覧ください。→http://rcf311.com/recruit/

□『私の中のあなた』(2009)[映画]〜1699旅
 Amazonプライム会員なので、プライム・ビデオを時々見ています。結構いい映画も手軽に見ることができますが、こちらもその中の一つ。娘を持つ身として、涙なしで見ることはできませんでした・・。白血病の姉に臓器を提供するために生まれた次女アナが、腎臓提供を拒否するために両親を相手に訴訟を起こす、という物語。原題は"My Sister's Keeper"とストレートなのですが、邦題がとにかく素晴らしい。「アナ」にも掛けているように、白血病の姉の中で生きる妹(臓器)だと思わせながら、物語が進む中で、それが真逆なのだと分かるわけです。テーマが重そう・・と避けずに、ぜひ見て頂きたい一本です。

posted by 藤沢烈 at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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