2016年06月06日

社会からの要請にNPOは応えられるか。(6月6日)

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京コンピューター。

 G1関西フォーラムがあり、土曜日は日帰りで神戸に行きました。スーパーコンピュータ「京」と多細胞システム形成研究センターを午前中に視察。午後には、理化学研究所の松本理事長や高橋政代先生といった研究者から、先端技術と社会について話を伺いました。分科会は「震災復興とテクノロジー」に参加し、福岡市の高島市長や、孫泰蔵さんとともに、防災のあり方について議論。
 学術、行政、政治、経済といったみなさんの社会への強い想いを感じる一日でしたが、NPO関係は私と白井智子さんの参加にとどまっていて、もっと現場を担えるNPOのプレゼンスを上げなければ・・と感じた次第です。今週は、新公益連盟の合宿があります。政府や大手企業と対等の組むことができるNPOをさらに増やすことに努めたいと思います。

[読書1704旅] 『新卒採用の実務』(岡崎仁美,2014)
「複数企業から内定を獲得した学生に対し、どの会社に入社するかを決めるにあたって『最も重視した条件』をたずねた調査があります。2014年春卒業生の回答で一位となったのは、『一緒に働きたいと思える人がいるとかどうか』という項目でした」p22
「新卒採用の根幹は、自社の事業を前に進めたい企業と、自身の未来を切り開きたい若者とが互いを理解し、信頼関係を構築して、共に歩む意志を確かめ合うコミュニケ―ションです」p233

 福島で人材関連の事業を進めるにあたり、人材関連の本を読み直しています。給与水準や知名度よりも、「働きたいと思える人がいるか」「勤務地」といった要素が重要とのこと。勤務地という意味で、福島沿岸はハンデがあります。しかし魅力的な経営者はいますから、そこを引き出してとにかく伝えることが必要です。
 RCFでも採用強化を進めていますが、RCFでの仕事がいかなるキャリアに繋がるのかを伝えていく必要があるな、と感じています。

posted by 藤沢烈 at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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