2016年06月09日

官僚一年目が、企業と行政の連携を学ぶ。(6月9日)

IMG_5953
小石川にある国家公務員研修センターにて。

 昨日の午前中は、今年から国家公務員になった皆さん向けの研修講師でした。タイトルは「被災地(東北・熊本)における官民連携」。東北における民間企業の活躍と、熊本における支援の必要性を、グループワーク含めて考えて頂きました。行政は公平平等に施策をすすめる必要がありますが、時に一点集中で取り組んだ方が、社会的成果がでることがあります。たとえば水産加工業で付加価値が高い事業者にしぼって支援するなど。しかし顔が見える地域ほど、「えこひいき」の支援は批判されてしまうことがあります。そんな時、民間企業支援にもとづいた事業支援であれば、むしろ地域から感謝されます。また逆に企業が支援をおこなう際にも、行政の施策に連動していた方が、社内外の納得をえて支援を行うやすいものです。こうした特性を理解いただいて、おおいに官民連携を行える行政官に育って頂ければと思います。

[読書1706旅]『パート・契約・派遣・請負の人材活用』(佐藤博樹, 2004)

「パート社員の多くは、賃金水準や雇用の安定よりも、働く時間帯や場所を選べる柔軟な働きかたを重視して、現在の働きかたを選んでいます」p28
「1.勤務時間では、恒常的な残業を削減すること、フルタイム勤務だけでなく短時間や短日数の勤務を可能とすること、フレックスタイム制など出退勤時間の柔軟化を図ること、2.勤務場所では、在宅勤務やサテライト・オフィスさらにはモバイル・オフィスなど働く場所の柔軟化を図ること」p173

 多様な働き方は、日本社会の大きなテーマとなりました。近年は「非正規社員」を扱うことでパッチワーク的に対応してきましたが、その割合も4割を超え、しかし社会保障がゆきとどかないなど問題化しています。すべてを画一の正社員にすることで解決はしません。レールから外れていたとしても多様な働き方をみとめ、しかし同一労働同一賃金を確立させることが必要です。

posted by 藤沢烈 at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/438783341
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック