2016年06月10日

新公益連盟の設立と合宿。(6月10日)

original
新公益連盟のロゴ

きちんと報告できていませんでしたが、事業型NPOやソーシャルビジネスを行う企業などの経営者30人が集まり、「新公益連盟」が5月30日に設立されています。

「5月30日「新公益連盟」設立〜コレクティブインパクトで社会課題の解決を推進〜」
http://rcf311.com/2016/05/31/160530_shinkoren/


 このネットワーク組織の活動内容は二つあります。

 1.「政治と社会への働きかけ」。社会課題解決は一つのNPOだけではできません。政府や企業と連携し、法制度の改正をおこなったり、企業資源を活用したり、一般の方々への情報共有が必要です。そのために、NPOが繋がり、またPRやロビイングの技術を磨いていく必要があります。
 2.「社会課題に取り組む事業者間の連携」。NPOの存在意義は年々高まっていますが、反面社会的責任も増しています。事業力や組織力を高め、安定して行政・企業セクターとつきあっていく必要が迫られています。新公益連盟は数名〜100名を越える職員をかかえている事業者があつまっています。ノウハウを互いに共有しながらさらにソーシャルセクターの経営力を高めます。

 RCFは設立に関わってきて、私も理事兼事務局長を仰せつかっています。今日は年に1回の合宿があり、経営者中心に50名が集い、様々な切り口で議論が交わされることになっています。

[読書1707旅]『津波の墓標』(石井光太,2013)★5

「『俺たちは夜中から何時間も並んでいるのに、なぜガソリンを売ってもらえないんだ。緊急車両の連中は地元の人間でも、被災者でもないんだぞ。おまえらは、俺たち被災した土地に住んでいる人間を切り捨てて、高い金を出すマスコミや政府の連中にしかガソリンを売ろうとしないつもりか』」p50

 著者の石井光太さんは、釜石市の遺体安置所を描いた『遺体』で知りました。震災直後に何が起きたかを知るのに、これ以上の本はないと今でも思っています。そして本著は震災から2年経った時に、石井さんが震災直後に取材した内容をまとめた一冊です。メディアでは伝わらない、災害で人の心に何が起きるのかを知る上で、やはり他にはない一冊になっています。被災者、メディア、ボランティア。それらは記号ではなくて人間であって、一人ひとりに葛藤があります。熊本地震が記号として消費されつつある今、読んでほしい一冊でもあります。

posted by 藤沢烈 at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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