2016年06月16日

岡本全勝事務次官の退任。(6月16日)

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被災地の人材募集の場でも、岡本次官が講演されました

 岡本全勝事務次官が退任です。

「新事務局長に岡本氏 復興事務次官に西脇氏 福島復興再生総局」(福島民報, 6月15日)
http://www.minpo.jp/news/detail/2016061531963


 この五年間は、岡本次官とご一緒した時間でもありました。最初にお会いしたのは2011年3月。私は内閣官房震災ボランティア連携室に所属する立場で、岡本さんが仕切る大臣も加わる重要会議を遠目に見ているだけでした。その後、復興庁に所属し、その頃から現場の情報やNPOの取り組みについて情報提供する立場になっています。その流れで、「WORK FOR 東北」を始めとする様々な事業をご一緒できました。その集大成として、今年の3月に岡本次官、日本財団の青柳リーダーと三人の共著で本を出版しています。

『東日本大震災 復興が日本を変える-行政・企業・NPOの未来のかたち』(2016)
http://amzn.to/1tqy6Qv


 次官は21日で復興庁を退任し、その後は福島復興総局の事務局長として引き続き要職につきます。しかしそれも非常勤公務員職ですから、岡本全勝さんという稀代の官僚の一つの区切りが迎えられようとしています。この5年間をご一緒できて、大変光栄でした。様々な形でご指導頂いたことを、次の社会にむけて引き渡していくことが、私の役割です。

[読書1712旅]日本企業のCSR経営 (谷本寛治, 2014)★3
「2000年代半ば頃から、CSR経営の制度化は急速に広がっている。さらに2010年代に入る頃からは、CSRの考え方が経営プロセスに組み込まれ浸透してきている企業では、当初設置したCSR部(室)を発展的に解消し、経営企画などの部署に統括し、実質的に経営計画ー戦略の中に組み入れている企業も出始めている」p7

 NPOやCSRの研究者である筆者による、日本企業とCSRを整理した一冊。谷本先生の本は、岡本次官と共著を書く際にも随分と参考にさせて頂きました。CSV本部を立ち上げたキリンに代表されるように、日本でも経営や企画部門がCSRを所轄するように随分となりました。東日本大震災によって経営者が地域貢献を経営課題の一つと、強く認識したことが背景にあります。


posted by 藤沢烈 at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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