2016年06月27日

7月2日は、あすか会議に登壇です。/『未来のために何をなすべきか?』★3 (6月27日)

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紫陽花の季節もそろそろ終わりです。

 グロービスさんによる年一回のカンファレンス、「あすか会議」が浜松で行われますが、その分科会のパネリストとして参加します。ETIC宮城治男さんがモデレーターで、ジャパンギビングの佐藤大吾さん、コモンズ投信の渋澤健とともに、次のタイトルでじっくり議論します。
「ソーシャル化する社会の新たな資本主義」
 認証NPO法人は今や5万件を超え、新しい公共の担い手として、様々な社会問題の解決に取り組んでいる。一方、ソーシャルメディアの普及によってCtoC経済が広がり、JustGivingをはじめとするクラウドファンディングが新たな資金調達の方法として浸透しつつある。従来の貨幣価値だけでは測れない新たな資本主義と互助システムの出現は、我々の住む社会をどのように変えていくのだろうか。より良い社会の実現に向けて、企業と行政、NPO、そして個人がとるべき行動を議論する。
http://aska.globis.ac.jp/program/aska2016.html
 「ソーシャルメディア」「社会的投資」「クラウドファンディング」、一方で「英国のEU離脱」「グローバリゼーション」「人工知能やIoT」といった要素は深い文脈(コンテクスト)でつながっています。単純にNPOや社会起業家の今を伝えるだけではなく、社会の変化における位置づけが見えてくるような議論ができればと思います。

[読書1718旅]『未来のために何をなすべきか?』(ジャック・アタリ, 2016)★3
「企業の戦略の中心に、未来の世代の利益をつねに据えること、それがまずは企業自身、そしてすべての人々の利益になる」p80
「積極的経済学を牽引するイニシアチブは、企業の社会的責任をはじめとして、さらには貿易の均衡、公共サービスという重要な役割を通じて、社会的企業家から、社会的な責任を担っている投資家にかけて、いたるところにすでに存在している」p124

 フランスを代表する思想家ジャック・アタリは、「積極的経済」(SOCIETE POSITIVE)というコンセプトを作り、オランド大統領に提言し続けています。政府、地方行政、企業、投資家、NPOといったプレイヤーが長期的視点と社会性を持ち行動すべきとの考え方です。企業によるCSR/CSV、NPOの存在、それらを支える行政や投資家。まだまだ日本では別々に議論される内容が、統合的に整理され、国家のトップに伝えられている点に改めて驚かされます。日本での議論も、そろそろ追いつきたいところです。



posted by 藤沢烈 at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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