2016年07月05日

新公益連盟の設立が報道されました。/『「反知性主義」に陥らないための必読書70冊』 (7月5日)

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新公益連盟の合宿「こころざし」の一幕。

 新公益連盟の設立を、日経さんに報じて頂きました。
 高齢化や人口減少など社会が抱える様々な問題の解決を手掛けるNPO(非営利組織)や社会起業家が新法人「新公益連盟」をつくる。個別の業界ごとの集まりはあったが、分野をまたがる課題に対応し発信力を高めるため、垣根を越えて連携するとしている。
『NPO・社会起業家が連携 分野横断の「新公益連盟」設立(日本経済新聞, 6月30日) 』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29H7C_Q6A630C1CR0000/

 日本の非営利セクターでは、分野別、NGO、中間支援団体のつながりはありましたが、事業型NPO間のネットワークはありませんでした。新公益連盟は10数人〜100人を超える規模の団体ばかりが集まっています。代表同士で非営利組織の経営について議論をおこなったり、あるいは協同で政府や政党に政策提言を進めていきます。
 7月10日に参議院選挙がありますが、新公益連盟としても政策提言を行っています(ちょっと下の方にあるのでわかりにくいですが)→http://www1.shinkoren.org/ 。各党に取り上げて頂いたトピックもあります。
 各団体の力をつむぎながら、社会を1ミリずつ良くしていくための活動を、新公益連盟は進めていきます。

[読書1723旅]『「反知性主義」に陥らないための必読書70冊』(文藝春秋, 2015)
「現代の日本で反知性主義が容易に勝利するのは、日本人が空気に反すること、空気を無視することを最も悪いことのように見ているからである」(大澤真幸)p41

 反知性主義は、米国ではエリート主義をたしなめるという、やや肯定的な役割が使われます。ただし日本では、「事実を軽んじる人」といった否定的な文脈で使われていて、この本もそうした日本の文脈(コンテクスト)をのっとってまとめられている本です。
 米国での意味とズレがあるとはいえ、日本の文脈も侮れません。東日本大震災をきっかけに、「専門家」「知識人」への信頼が失われ、メディアによってつくられる「世論」が強い力をもったことは(例えば週刊文春)、舛添都知事退任の経緯をみても明らかです。私は復興や社会的企業といった狭い範囲を専門としています。専門家がふたたび社会から信頼を得られるように、専門の端くれとして発信を続ける必要があるなと考えています。 



posted by 藤沢烈 at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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