2016年08月09日

天皇陛下の象徴としてのお務めと、震災。(8月9日)

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近江八幡にて。

 昨日8日、天皇陛下が象徴としてのお務めについて、お気持ちを表明されました。そのお言葉と、夜のNHKスペシャル「象徴天皇 模索の歳月」を拝見し、強く胸をうたれました。
 雲仙普賢岳噴火災害(平成3年6月3日発災)では、政府や宮内庁の反対をおしきり、いまだ災害がつづく7月10日に島原を訪問。被災者と同じ食事(インスタントカレー)をとられ、膝を崩され、被災者と同じ目線で時間の限りお見舞いをされています。阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災、そして熊本地震。可能なかぎりはやく被災地を訪れ、くりかえし同じ目線で被災者のお見舞いをされるご様子は、すべて天皇陛下お一人の想いから繰り返されていたことを、昨日初めて知りました。
 陛下は、甚大な被害をうけた被災者を支えることが、象徴としての最大のお務めだと考えておられました。天皇陛下が生前退位を考えられたのは、2012年3月11日、東日本大震災1周年追悼式の際。お務めを果たすことが困難だと考える契機となった、心臓バイパスの手術をされたのは2012年2月のことでした。

[読書1730旅]『いのちにこだわる政治をしよう!』(嘉田由紀子, 2013)★3
「三十代で首長をめざした人たちの多くが、高校時代、大学時代に阪神淡路大震災を経験し、地獄のような被災地の中で、『地域の自治がなければいのちを守れない』という経験をしていたことです」p201

 最近、滋賀県にご縁があり、いろいろと滋賀に関連した本を読んでいます。こちらは、嘉田前知事の半生記のような一冊です。日本未来の党の顛末なども驚きでしたが、印象に残ったのは引用の一文。私も大学時代に阪神淡路大震災を経験していて、社会の上で働くのではなく、社会そのものを支える側に回りたい、と考えて今に至っています。震災は、被災された方に限らず、関わった一人一人の人生に大きな影響を与えます。
posted by 藤沢烈 at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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