2016年09月15日

復興を支えた皆さんと、これから。/『社会保障の財政学』(9月15日)

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副市長の皆様と

 昨日は濃密。午前中は議員会館にて、来年度の社会起業家施策に向けて議論。午後は、新公益連盟の皆さんと、シビックエコノミーおよびソーシャルセクターのこれからについて議論。夕方には、J-WAVEでコレクティブインパクトをテーマに、堀潤さんナビゲートの番組にスタジオ出演(安田菜津紀さんとは急きょお休みでお会いできませんでした)。
 そして夕方は門前仲町へ。ここには、「女川男」という漢気あふれる名前の、女川から送られる魚が出される都内唯一の店なのです。ここに、釜石、大船渡、石巻、女川で副市長などで活躍された国家公務員の皆さんで、久しぶりの邂逅でした。東北での3-5年の経験をもとに、新しい仕事に打ち込んでいる様子。笹野さん(元・石巻副市長)が『大きな災害がああったら、きっとこのメンバーは呼び出されるね』と言われていたのが印象的。これ以上の災害はあっては欲しくないわけですが、いざという時に頼れる"仲間"がいるのは、なんともあり難いことです。

[1749旅]『社会保障の財政学』(小西砂千夫, 2016)★3
「社会保障給付は中福祉か高福祉であるのにも関わらず、社会保障負担は小さな政府論で考えがち、という値ごろ感のずれが国民全体に広がっているところに、わが国の社会保障財政の根源的な課題がある」p39
「税金は安いほうがいいというのは、政府なんて信用できないという国民意識の裏返しである。反対に、社会保障への財政負担の大きな国は、国民の紐帯を重んじるよい国である。その発想の転換が、わが国の命運を握っている」p255

 今年でたばかりの、税と社会保障の一体改革を踏まえた社会保障財政論です。アカデミックの論理的な結論は常に「増税しないなら低福祉。中福祉をめざすなら増税が必要」となります。しかし、まずは安易な増税はせずに、経済成長や民間(NPO等)による社会福祉のケアでどこまで対応できるのか、もう少し考えていきたいというのが私の立場です。





posted by 藤沢烈 at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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