2017年10月11日

各党による復興政策の違いをみる。(10月11日)

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川内村にて。

 衆議院選挙が告示されました。どの党にも素晴らしい政治家がいます。選挙戦での、それぞれの健闘を祈りたいと思います。
 さて、私からは各党マニフェストが復興をいかに扱っているかを紹介したいと思います。

 与党である自民党・公明党は、復興政策を5年間続けていたこともあり、フルラインナップで政策項目が並んでいるのが特徴です。自民党は2020年というを期限をもうけ、インフラ整備・住宅再建といったハード寄りの施策を重視しています。一方の公明党は「人間の復興」と「観光復興」というソフト寄りの施策を重視しています。自公が補完関係にあることをうかがわせます。
 一方、野党である希望の党・立憲民主党については、立党から間もない事もあってか、分量は少なくなっていました。立憲民主党は「自主避難者への支援」を明記するといった新味もありますが、希望の党は最小限の内容に留まります。環境大臣を務め福島に思い入れがあった細野さんが、政策に関与する余裕がなかったのでしょうか。
 復興政策に限った話ではありますが、選択に耐えうる政策を、各党は準備して臨んでほしかったと思うのです。

 なお、昨日の各党党首による演説内容の内訳は次の通り。復興に触れたのは2政党だけでした。
 http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171010005794_comm.jpg

■自民党 https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/manifest/20171010_manifest.pdf
・東日本大震災による地震・津波被災地域の復興については、復興期間が終了する2020年度までに必ずやり遂げる、という強い意志をもって全力で取り組んでいきます。
・原子力災害からの復興を目指す福島については、復興期間後も国が全面に立って中期的、計画的な見通しのもとに支援を継続し、避難しておられる方々が安心して帰還できるよう取り組みます。
・熊本地震からの復興については、道路、鉄道、港湾等の基幹インフラの整備や被災地の住宅再建・宅地の復旧等の支援を着実に推進します。
・頻発する自然災害からの一日も早い復旧・復興に務めます。
※その他、自民党政策BANKにて12項目に渡り、「コミュニティ再生」「心のケア」「なりわい再生」「福島沿岸での帰還政策」「風評被害」「避難者支援」に言及

■公明党 https://www.komei.or.jp/campaign/shuin2017/manifesto/manifesto2017.pdf
・東日本大震災からの復興・福島再生の加速、熊本地震等からの復興
 東日本大震災・熊本地震等の大規模自然災害からの復興に向け、多様化するニーズに応じたきめ細やかな 支援を進め、心の復興、生業再生、雇用創出などの復興支援を強力に推進し「人間の復興」を実現します。 新しい福島再生の実現へ、帰還される住民の方々が安心と希望をもって生活できる「まちづくり」ととも に、農水産品の風評被害対策や、公明党提案の「福島イノベーション・コースト構想」を推進し、新産業の 雇用創出と新たな住民確保にも全力を挙げていきます。
・東北観光の復興
「観光先進地・東北」の実現に向けて、東北の魅力、潜在力、活力を大きく引き出す観光復興施策を強力に後押しし、地方創生のモデルケースとなるような「新しい東北」を創造していきます。
※その他、公明党の主な政策に7項目にわたり「心の復興」「中小企業支援」「生活拠点整備」「ふくしまブランド育成」に言及

■希望の党 https://kibounotou.jp/pdf/policy.pdf
• 東日本大震災からの復興については、復興特区制度の有効活用、行政のワンストップサービス化、人材・ 資材の不足・高騰への万全な対応など、国として最優先で取り組む。熊本地震や各地の豪雨災害などに対しても、早期の復旧・復興を進める。

■立憲民主党 http://cdp-japan.jp/yakusoku/#reconstruction
 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、私たちにとっての原点です。復興を支え、被災したコミュニティの未来への歩みを応援します。過去の災害から学び、減災の取り組みを進めます。
・ 東日本大震災からの復興、被災地再生に向けた取り組みの一層の強化、地域の声に応える支援の実施
・ 東京電力福島第一原発事故により分断されたコミュニティの再生支援
・ 自主避難者を含む避難者に対する生活支援
・ 全国的な災害対策の拡充


□登壇・出演情報
10/7土~8日 FVC川内村現地ツアーに参加
10/14土~15日 G1九州inハウステンボスに参加
10/23月 JEBDA共創イノベーションセミナーに登壇 http://www.jebda.com/seminor20171023.html
posted by 藤沢烈 at 09:37| Comment(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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