2018年03月19日

コレクティブインパクトと官民協働の似て非なる点。(3月19日)

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ファンドレイジング日本にて。

 昨日は、"アジア最大のファンドレイジング大会"である、ファンドレイジング日本に参加しました。今年は1,500人を越える方が集まったとのことです。大変な熱気でした。

http://jfra.jp/frj/

 私は『社会変革を生み出すコレクティブ・インパクト』というタイトルで、かものはしプロジェクト理事の伊藤健さん、コレクティブ・フォー・チルドレンの高さんとともに登壇し、『こども宅食』事業について紹介しました。
 100人近くの来場の多くの方が「コレクティブ・インパクト」をご存知でした。質問もレベルの高いものがあり、ファンドレイザー皆さんの識見の高さに驚かされました。私がお伝えしたのは下記のような内容です。

1.「コレクティブ・インパクト」と似た概念に、「官民協働」がある。しかし日本の官民協働の代表例は80-90年代の「第3セクター」であり、00年代の「指定管理者制度」。いずれも行政主体であり、コスト削減が主な目的であったことが共通点。「コレクティブ・インパクト」は民間主体の取組で、社会的成果の最大化を目指している点が特徴。
2.日本における「コレクティブ・インパクト」の広がりは2011年の東日本大震災にある。甚大な被災の下、行政、企業、そしてNPOの協働が必須となり、ここでの様々な事例を通じて、3つのセクターの協働が次の段階に進んだ。
3.NPOにとって、企業と組むことにより業務効率を高めることができ、行政と組むことで支援対象者を幅広く捉えることができ、他のNPOと組むことによって事業の再現性や拡張性を高めることができる。

 「こども宅食」についても、多くの方がご存じでした。ふるさと納税制度を用いたガバメントクラウドファンデイングの好事例になったことや、NPO・財団・行政・企業がコンソーシアムを組みながら運営している事などに関心を持たれているのだと思います。こうした事業特性についても発信をさらに強めたいと考えたところです。
 
□出版情報
『人生100年時代の国家戦略~小泉小委員会の500日』(東洋経済新報社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4492212353/
posted by 藤沢烈 at 08:51| Comment(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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