2017年05月30日

新公益連盟が塩崎大臣とイクボス宣言。(5月30日)

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新公益連盟によるイクボス宣言。

 新公益連盟の加盟団体が、厚生労働省の塩崎大臣とともに「イクボス宣言」を行いました。
「「イクボス」とは、『育児と仕事との両立を応援する上司』を意味する言葉。29日、子育て支援などを行う70以上のNPOでつくる団体・「新公益連盟」が塩崎厚生労働相を訪れ、「イクボス」を増やして子育てしやすい社会にしようと訴えた」(日本テレビ, 5月29日)
http://www.news24.jp/articles/2017/05/29/07362776.html

 職員の仕事と生活の両立を目指すことは、共働きが当たり前になった現代では必須です。非営利団体では長時間労働が横行していた時期もありました。RCFでも、震災直後の1-2年は20時や21時まで残業することや、土曜勤務が当たり前でしたが、この2-3年で切り替えることができ、平均残業時間も10時間強に減らすことができました。
 社会変革を目指す非営利組織だからこそ、「イクボス」のような考え方が必要な時代です。そうした考えに心から賛同できる団体が、非営利組織でも増えていることが、改めて喜ばしく感じました。

※駒崎さんのfacebookエントリーも是非お読み下さい。

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2017年05月27日

ザッカーバーグ、ミレニアル世代、そして日本の震災世代 (5月27日)

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もう5月も終わりです。

 マーク・ザッカーバーグによる、ハーバード大学卒業式の祝辞が話題になっています。

"Facebook Founder Mark Zuckerberg Commencement Address | Harvard Commencement 2017"
https://www.youtube.com/watch?v=BmYv8XGl-YU
「ザッカーバーグのハーバード卒業式スピーチが感動的だったので日本語訳した」
https://keizokuramoto.blogspot.jp/2017/05/blog-post_74.html


 全てのスピーチを通じて、ミレニアル世代が自分だけでなく、世界をいかに変えようとしているかを語っているのが印象的でした。
 今日、僕は「目的」について話します。しかし「あなたの人生の目的を見つけなさい的なよくある卒業式スピーチ」をしたいわけではありません。僕らはミレニアル世代なんだから、そんなことは本能的にやっているはずです。だからそうじゃなくて、今日僕が話したいことは、「自分の人生の目標を見つけるだけでは不十分だ」という話をします。僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」なのです。(中略)
 僕らは何を待ってるんですか?「僕らの世代の課題」に取り組むべき時です。数百万人の人々をソーラーパネルの製造と設置に巻き込んで、気候変動問題を止めるというのはどうでしょう?すべての病気についてボランティアを募って彼らのヘルスデータと遺伝子データを集めるというのは?今日僕らは病気になる前に診断して対処するよりも50倍以上もの費用をかけて治療をしています。そんなことは馬鹿げていますね。なんとかしましょう。オンラインで投票できるようにして民主主義を現代化するというのは?あるいは教育を個人化してすべての人が学べるようにするのは?
 これらの課題はもうすぐ手が届くところにあります。すべての人に役割を与えるプロセスの中で、キッチリ全部実現させてしまいましょう。ただ「進歩」を実現するためだけでなく、多くの人のための「目的」を創り出すために。

 ミレニアル世代とは、2000年(ミレニアル)以降に成人を迎える世代のこと。情報リテラシーに優れ、多様な価値観を受け入れ、仲間との繋がりを大事にし、社会問題に関心が強いと言われます。ザッカーバーグ(1984年生)はその象徴的な存在であって、今回の祝辞はミレニアル世代とは何かを示した、歴史的なスピーチとなるでしょう。
 日本でいえば、阪神大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)を若い時期に経験した世代にあたります。いま活躍している30代の若手首長は、阪神大震災をきっかけに社会的意識にめざめたと話します。小泉進次郎さん(1981年生)は311のことを「戦争を知らない僕らの世代にとっては、戦争に匹敵する価値観から揺さぶられる歴史的な出来事だった」と話します。私自身も、阪神大震災のときに二十歳を迎えたばかりであり、価値観が代わり、だからこそ東北に向き合い続けています。私は日本で震災を期に価値観をかえた世代を震災世代と呼んでいます。
 すべての人が価値をもっている社会にする。ミレニアル世代が、この世代としてのミッションを達成できるのか。私自身は、日本において、震災世代が課題に向き合い、そして解決するためのサポートをし続ける存在でありたいと考えています。


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2017年05月24日

第四回聖火リレー検討委員会でした。(5月24日)

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聖火リレー検討委員会にて。

 昨日は、東京五輪組織委による聖火リレー検討委員会の四回目の会合がありました。
「2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレー検討委員会の第4回が23日に都内で行われ、出発地候補として沖縄県と東日本大震災の被災地が挙がり、議論が行われた。(中略)64年東京五輪など日本の過去3大会ではいずれも沖縄から聖火が入った。被災地案では、出発地を誘致している宮城県石巻市が挙がった」
出発候補に沖縄と東北被災地、聖火リレー検討委議論
http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1828537.html

 記事にあるように、出発地の議論や、聖火リレーのコンセプトの議論がされています。今後議論が重ねられ、8月にIOC(国際オリンピック委員会)に対して方針が提出されることになっています。東北担当の委員として、引き続き東北被災地で聖火リレーが盛り上がるよう、提案を続けたいと思います。
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2017年05月17日

休眠預金未来構想プラットフォーム、2回目の全体会合が開催。(5月17日)

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第二回休眠預金未来構想プラットフォームにて。

 休眠預金を社会的セクターでいかに活用するかの議論が進んでいます。民間メンバーによる議論する場が3月に開かれましたが、その二回目の会合が15日に行われました。私は、新公益連盟の事務局長の立場で参加しています。事務局を担当されている、水谷衣里さんが、分かりやすく背景と内容とブログにまとめています。

「休眠預金を活かす方法」を考える場〜未来構想プラットフォーム、第2回全体会合
http://www.kazetotsubasa.com/2541/


 近々審議会もスタートします。こうした官民双方の議論をもとに、二年後に数十億の単位で社会的セクターに社会的投資が行われることになります。日本の非営利組織にとっては大きな分岐点となる政策です。引き続き、状況についてお伝えしていきます。
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2017年05月16日

地域・人材共創機構のキックオフ。(5月15日)

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地域・人材共創機構キックオフより。

 昨晩は、地域・人材共創機構のキックオフがありました。こちらは、地域外人材(よそもの)をお送りすることで被災地の復興に貢献した「WORK FOR 東北」事業をベースにし、同様の地域外人材を活かす流れをつくりつつある地域が自立モデルを作ろうとしている新しい取り組みとなります。
 岩手県釜石市、岐阜県関市、島根県雲南市、長野県塩尻市、そして石川県七尾市という、すでに都会との新しいモデルをつくりつつあり、また個性的なリーダーがいる5つの地域が集まってくれました。団体の理事は、釜石市の石井さん、七尾市の森山さん、ETICの伊藤さん。監事に、新潟中越の稲垣さんが入ってくれました。RCFは事務局としてお手伝いします。
 今年は、まずは5つの地域がそれぞれのモデルを強化、また言語化(見える化)を行います。まずはリーダー達が互いの地域を巡り、それぞれの地域がいかに都会や他地域の人材や知見(ノウハウ)を活かしているのか。またそのことが地域の価値にいかに繋がっているのかを確認し合うことになります。(7月は釜石にて合宿)
 東北は津波・原発事故がきっかけでしたが、全国でも人口減少という見えない津波が押し寄せています。役場・銀行・メディアという支店経済ではなく、地域みずからが価値をつくる必要がある時代となりました。地域・人材共創機構は、地域人材の新しいモデルをつくることになるでしょう。
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2017年04月28日

東北オープンアカデミーセミナーが5月8日に開催。

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東北オープンアカデミー。

 東京で仕事を続けながら、東北に関わる機会があります。その重要な入り口が「東北オープンアカデミー」です。二泊三日のフィールドワークを通じて縁と気付きをえて、その後もセミナーを通じて地域との関わりを継続できる、という取り組みです。
 第三期の始まりにあたってのセミナーが、5月8日に開催されます。
 自分にとっての活躍の場をもう1つ欲しい方、ぜひ起こし頂ければと思います。

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東北オープンアカデミー第三期開講記念
"地方創生キャリアデザインセミナー"

■ 開催概要
< 日時 >
2017年 5月 8日(月) 19:30〜21:30 ( 19:15 受付開始 )

< 会場 >
Nagatacho GRID[永田町グリッド]
東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
最寄り駅:
地下鉄メトロ半蔵門線・南北線・有楽町線 
        「永田町駅」4番、9番b出口より徒歩2分
銀座線、丸ノ内線「赤坂見附駅」7番出口より徒歩5分
        「麹町駅」 1番出口より徒歩7分
銀座線、南北線 「溜池山王駅」 5番出口より徒歩11分

< 参加費 >
無料

< 主催 >
東北オープンアカデミー実行委員会

■プログラム
第一部:パネルディスカッション「 地方で見つける二足目のわらじ 」(仮)
【 第1部登壇者 】
奥本 英宏 / 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ 代表取締役社長
戸塚 絵梨子 / 株式会社パソナ東北創生 代表取締役
濱松 誠 / パナソニック株式会社・主務/One JAPAN共同発起人・代表

モデレーター:
高橋 大就 / 一般社団法人「東の食の会」事務局代表 / Oisix Hong Kong 代表

第二部: 「 東北にあるキャリアデザイン機会・事例 」(仮)
【 第2部登壇者 】
・半谷 栄寿(一般社団法人 あすびと福島 代表理事)
・岩佐 大輝(農業生産法人 株式会社GRA 代表取締役CEO)
・島田 昌幸(株式会社ワンテーブル 代表取締役)
・山内 亮太(株式会社ESCCA 代表取締役) and more…

モデレーター:
山内 幸治 / NPO法人ETIC. 事業統括ディレクター

第三部:「東北オープンアカデミー」のご紹介
http://open-academy.jp/


http://www.etic.or.jp/open-academy/opening-event2017/

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2017年04月27日

BtoSプロジェクト第4クールが始動。(4月27日)

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B to SプロジェクトのNPO向け説明会にて。

 新公益連盟では、リクルートキャリアさんとともに、「BtoSプロジェクト」(ビジネスからソーシャルへの人材マッチング)を進めています。

社会課題の解決をシゴトにしよう。
http://btos-project.com/


 この取組の、第4クールの説明会がNPO・社会起業家向けに行われ、10団体強が集まってくれました。
 "B to S"という名前がついてはいますが、別の見方では"S to B"でもあります。NPOが個人商店を抜けて組織になる上では、口コミだったりNPOに精通している人向けだけではなく、通常の転職を考えている人にも入ってもらう必要
があります。そのためには、NPO側も「ビジネス」の世界で通常の採用手法を身につける必要があるのです。
 ですから、単純に人材募集をリクルートさんに支援してもらうだけではなく、一般的な公募採用手法について理解を深める機会を作ってもらっています。
 NPO向けの採用およびマネジメント研修を経て、夏に一般向けの公募も行われます。ぜひご期待下さい。
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2017年04月26日

第三回の聖火リレー検討委員会に参加。(4月26日)

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聖火リレー検討委員会にて。

 昨晩は、復興大臣が問題発言で更迭、新しい大臣が任命されるという、残念なことが起きました。しかし、復興はもはや国がリードする段階ではなく、一つ一つの現場が重要です。何事も変わりなく、取り組みを続けたいと考えています。
 さて、昨日は、東京オリパラ組織委員会による第三回の聖火リレー検討委員会があり、参加して参りました。早速報道もされています。
 聖火リレーのルートは47都道府県を巡回することが前提。東日本大震災などの被災地を重点的に回る方向で検討を進めている。組織委はルート選定の検討項目として出発地のほか、世界遺産や歴史的に重要な都市、ランドマーク(地理的な目印)となる建築物などを挙げている。この日は委員から伝統行事など独自の文化が根付く遠隔地も回るべきだとの意見もあった。
「聖火リレー実行委」47都道府県に設立へ(毎日新聞, 4月24日)
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20170426/k00/00m/050/021000c

 昨日はルート、場所、ランナーについて具体的な意見交換がありました。引き続き、東北での聖火リレーが盛り上がるように、三県とも話し合いながら、提案を続けていきます。
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2017年04月24日

東の食のブランド・アワード。(4月24日)

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東の食のブランドアワード、表彰式にて。

 4/21、22は、女川町で開かれた東北リーダーズカンファレンスに参加していました。食、観光といった様々な分野で復興をリードするリーダーが集い、新しい協業を目指す場です。
 最初に発表されたのは「東の食のブランド・アワード」でした。
 東北の食産業で、東日本大震災以降、最も注目を集めたブランドを決める「東の食のブランド・アワード」の第1回表彰式が21日、宮城県女川町で開かれ、グランプリに宮城県山元町の農業生産法人GRAが作る「ミガキイチゴ」が選ばれた。職人の技とITを融合させて、味わい深いイチゴを安定的に作り、東南アジアなどへも進出。宝石をイメージした売り方が評価された。代表の岩佐大輝さん(39)は「世界中でイチゴといえば山元町といわれるものを作りたい」と話した。
宮城の「ミガキイチゴ」頂点に 東北の食ブランドアワード (日本経済新聞, 4月22日)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG22H23_S7A420C1000000/

 他にはデザイン賞に「大七」(福島県二本松市)、ストーリー賞に「金のさんま」(宮城県気仙沼市)、東の食の道賞に「銀河のしずく」(岩手県)がそれぞれ受賞しています。ノミネートされた商品もいずれも魅力的なブランドばかりで、東北の食の層の厚さを改めて実感できました。
 カローラやレクサスといった商品ブランドが成り立ったことで、トヨタというブランドも強くなりました。同じように、1つ1つの食製品の商品ブランドが強まることで、東北というブランドが強くなります。東の食のブランド・アワードが毎年発信を続けることで、東北のイメージも変わることになります。
 
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2017年04月14日

熊本地震から一年。Googleが、災害・復興対応における福岡市・熊本市・女川町の事例を公開。(4月14日)

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グーグル「未来への学び」に福岡市・熊本市・女川町の事例を紹介

 熊本地震から、今日で一年になりました。関連死ふくめ220人の方が亡くなられ、今でも5万人弱の方が避難生活を続けておられます。心から、被災された皆様にお見舞い申し上げます。
 東日本大震災と熊本地震を比べた時に、地域がいかに情報を活用したかに違いがありました。東北の時はネットが使えませんでしたが、熊本では現地では通信が生きていました。そこで分かったのは、被災した自治体がインターネットを活用することで、多くの住民の助けになり、また支援したい外部の方が状況把握できるようになった点です。
 特に、福岡市の島市長、熊本市の大西市長は積極的にSNSを活用することで、メディアでは伝えきれない「実情」や「安心」を広げることに成功されていました。(デマや不安に対して)
 こうした首長や地域の取り組みを、グーグルが後世で参考されるようにアーカイブをしてくれました。あわせて、復興過程で、女川町がいかに情報発信に向き合ってきたかも紹介頂いています。(RCFも事務局として関わりました。各自治体の皆様には取材に全面的に協力頂きました。改めて感謝申し上げます)

「未来への学び」に自治体のコンテンツを追加しました
https://japan.googleblog.com/2017/04/miraimanabi.html

福岡県福岡市の対応
https://miraimanabi.withgoogle.com/municipality/interview-detail-40001.html

熊本県熊本市の対応
https://miraimanabi.withgoogle.com/municipality/interview-detail-40003.html

宮城県女川町の取り組み
https://miraimanabi.withgoogle.com/municipality/interview-detail-40002.html

 一年経った熊本地震や、6年前の東日本大震災での教訓を、日本社会は十分取り込めていないように思います。節目節目に、こうした情報を知って頂ければと思います。
 災害にかぎらず、どんな危機的状況が起きるか分からない時代です。何か起きた際に被害を最小限にできるよう、RCFとしてもできる取り組みを進めていきます。
posted by 藤沢烈 at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする