2016年10月18日

G1中部で災害分科会のモデレーターを務めました。(10月18日)

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G1中部パネルディスッションにて

 14〜15日の広島での会議の後は、G1中部に参加しました。中部を代表する政財界の代表者が、経済・社会の課題について当事者同士でじっくり議論し、具体的なアクションを生み出す場です。RCFも最近は新潟・石川で事業展開していて、七尾市の森山さんをお誘いしたこともあり、参加しました。当日は、「地域を守る本気の官民連携〜熊本地震の教訓、南海トラフ地震への備え」とのタイトルの分科会に司会参加。ツネイシホールディングスの神原専務、福岡市の島市長、西濃運輸の田口社長と議論を行いました。公ではなかなか話せない熊本地震時の対応も伺いましたし、島市長を中心とした自治体側の防災への動きに呼応し、民間側の動きを加速させていくことで話が盛り上がりました。防災に専任で関われるのは、非営利団体であるRCFの役割です。皆さんの思いを引き受けて、タイトルどおり、本気の官民連携を模索していきたいと思います。

[1756旅]『災害対策全書 2 応急対応』(災害対策全書編集企画委員会, 2011)★4
「交通渋滞の中、毎日3食の食事をすべての避難所に配送する物流システムが必要となる。このような行政にノウハウのない業務については、積極的に民間事業者の活用を図るべきである。神戸市は物資基地の運営を神戸港の物流業者に委託し、極めてスムースであったといわれている。避難所への配送も赤帽などの小型車での輸送が可能な業者へ委託し、あるいは弁当業者に配送を一任した方が効率的である」

 今回のG1中部でのディスカッションの準備のため、災害対策のバイブルである本著を改めて読み込みました。 私は三冊目である「復興編」を参考にしてRCFの事業を決めたわけですが、緊急対応に関するこの本も網羅的に課題が扱われていて、参考になります。すべての防災に関わる行政・企業・NPOが必読の一冊といえます。

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2016年10月15日

平和にむけて、日本のNPO・企業が果たせる役割とは。/『南海トラフ地震・大規模災害に備える』(10月15日)

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湯崎知事と、コトラー教授。

 本日、広島で行われていた「国際平和のための世界経済人会議」が終わりました。読売新聞が報道しています。
「湯崎知事は「企業が社会的責任(CSR)だけではなく、本業で平和に貢献する仕組みができれば、継続し大きな力になる」と強調。「広島から、平和とビジネスを結びつけて、世界に具体的に提案したい」と意義を語る」
「平和とビジネス 両立探る」(読売新聞, 10月14日)
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20161013-OYTNT50203.html

 RCFは、特にNPO・企業の皆様の招待を担当しておりました。国内NPOにとっては、国際的な課題を改めて理解し、また自分たちの事業が貢献できる領域について考えるきっかけになったと思います。また企業にとっても、CSVの発想で海外の課題にも対応していく必要性と可能性について考えて頂けたのではないでしょうか。RCFは「社会事業コーディネーター」として、そうした課題意識をもったNPO・企業の皆さんとともに、国内外の社会課題に対応できる存在でありたいと考えています。
 さて、広島から、次は浜松へ。G1サミット中部に参加します。明日の午前中には福岡市の高島市長、西濃運輸の田口社長、ツネイシホールディングスの末松専務とともに、次の大規模災害にむけて行政と企業がいかなる準備をすべきか、語り合うことになっています。
 
[1755旅]『南海トラフ地震・大規模災害に備える』(田結庄良昭, 2016)★3
「2015年の台風接近で、神戸市は土砂災害警戒区域内の約11万世帯に避難勧告・指示を出しましたが、実際に避難した人は皆無でした。茨城鬼怒川洪水災害でも実際に避難した人は少なく、急きょヘリコプターなどで救助される人が約1000人を超えたのです」p93

 災害地質学の専門家による、熊本地震を踏まえた今後の災害の主にハード面の課題をまとめた一冊です。今年の台風10号では、岩泉町での避難勧告の遅れが問題となりました。1方で、避難指示が出てもなかなか逃げて頂けない現実もありますし、特に夜間での避難指示によって危険が生じることもあります。災害時、自治体のリーダーは判断を迫られるわけですが、そのためのシミュレーションの機会は多くはありません。


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2016年10月14日

熊本地震報告会が開催されました。(10月14日)

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熊本地震報告会にて。10月12日からキリン「熊本づくり」全国発売。

 昨日、熊本地震の報告会が開催されました。企業から25社ほどが集まっていただきました。熊本県庁から震災半年になる熊本の現状と今後の展望をプレゼン頂いたのち、キリン、マイクロソフトの二社から中期的な支援を発表。東日本大震災での支援経験が、熊本でも多いに発揮されていることがわかりましたし、そのベースとして行政・企業・NPOの連携があることが理解できる内容でした。日本財団の青柳さんからは、今後の災害に備えるために、企業担当者との意見交換会を定期的に行うことも発表されています。
 なお、10月12日からは、キリン一番搾り「熊本づくり」が全国で発売されています。こちらを一本飲むごとに10円が熊本支援に活用されます。私も、さっそく近くのローソンにおいてあった「熊本づくり」を買い占めてしまいました・・。おそらく一週間程度でなくなってしまいますから、早めにお買い求めください。味も、通常の一番搾りよりも濃厚で、また熊本を象徴する色である「赤」味がかっていて、風情を楽しめます。
 さて、今朝は「平和のための世界経済人会議」に参加するために広島に向かっています(JAL便はwifiが使えて便利ですね)。フィリップ・コトラー教授を招聘して、「平和をいかにマーケティングしていくか」というテーマで幾つものセッションが行われます。加藤たけしさんが書かれた記事がまとまっていますので、参考にしてみてください。
http://atcafe-media.com/2016/10/13/worldbusinessconference-for-worldpeace/

 新公益連盟の所属団体は60を超えましたが、活動が海外に広がっている団体は限られています。しかし、東日本大震災で多くの国内NPOが活躍したように、日本のソーシャルセクターが海外の紛争・平和維持活動・災害に活躍できる機会はまだまだあります。新公益連盟に属している団体が海外に目を向ける機会に、広島の会議がなればと思います。

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2016年10月12日

三陸創生実践塾に参加。(10月12日)

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陸前高田テラスにて。

 昨日は、岩手県主催の「三陸創生実践塾」に参加するため陸前高田へ。この講座は、岩手沿岸市町村の若手リーダーが集い、復興にむけた政策をつくりだす取組です。昨年が第一期でしたが、今年度の施策に12件中8件反映されたそうです。担い手確保、地域産品のブランディング、観光など、RCFでも取り組んでいるテーマを皆さんお持ちでした。
 私からは、行政として取り組むべきであり、また具体的な成果が期待できる課題にいかに絞るか、について助言しました。皆さん市町村職員ではありますが、震災後に民間から転職した方も少なくありません。今回の塾生のような「復興世代」が沿岸復興をリードすることを期待します。
 来年1月には盛岡で、関満博先生(塾長)を前に発表が行われることになっています。

[1754旅]『俺たち県庁防災対策部』(稲垣司, 2016)★4
「復興事業が進み、いつしか新たな『まち』が生まれ、なりわいや産業が戻ってきたとしても、そのとき、一人ひとりの住民が『幸福』を実感していない限り、真の意味の復興はないのだろうと思います。言い換えれば、『人間』や『人間関係』が壊れていない状態、あるいは、回復している状態が実現していない限り、真の復興はないと言えるのではないでしょうか」p212

 東日本大震災直後に、三重県庁の防災の責任者となり、三重の防災の考え方を再構築した方による一冊。3.11後の地域防災のあり方について、具体的にまとめられています。「事前復興」の考え方も明確に取り入れてあり、東北の経験に学びながら、真の復興について哲学されている様子が参考になります。



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2016年10月11日

10月13日に、熊本地震報告会(第2回)が開催です。/『消防・防災と危機管理』

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第一回熊本地震報告会の様子

あさっての10月13日(木)15時〜17時、熊本地震についての第二回報告会が日本財団(虎ノ門)で開催されます。

【ご案内】平成28年熊本地震に関する企業向け報告会(第2回)の開催
http://www.nippon-foundation.or.jp/news/articles/2016/53.html


 熊本県庁で震災対応の陣頭指揮をとる、小牧・地域振興課長が来られます。また、キリン社とマイクロソフト社が、熊本地震にいかに対応しているかを話して下さります。平日の日中の開催ではありますが、企業の方に限らず、NPO・一般の方の来場も可能ですので、ぜひ足を運んで頂ければと思います。
 会場の雰囲気は、6月3日に行われた第一回報告会の様子をご覧ください。
 
「震災から一ヶ月半。日本財団が現地報告・被災地支援説明会を開催」
http://imadekirukoto.jp/report/nipponfoundation_01/


[1753旅]『消防・防災と危機管理』(瀧澤忠徳, 2016)★3
「安全・安心な社会にとっての脅威は、人為的なものであれ、自然現象であれ、それは、油断をしているところ、備え、準備の脆弱なところを突いてくるものであり、官民の緊密な連携協力の下に不断の努力、取り組みが必要である」

 今週末に、福岡の高島社長や西濃運輸の田口社長と、防災時の官民対応について対談することになっており、災害時対応について再整理しています。この本は、主に行政職員向けに防災対応についてまとめた教科書的な一冊です。当たり前ですが、東日本大震災によって、防災の考え方が様変わりしたこと。また、行政が、NPOや企業・ボランティアと連携することは既にミッションとして落とし込まれていることがよく分かります。

 
 


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2016年09月29日

リクルートキャリアさんと新公益連盟による、社会的企業への転職サイトリニューアル。(9月29日)

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BtoSプロジェクトより。

 社会的企業に特化した求人情報サイト「BtoSプロジェクト」がリニューアルです。

http://btos-project.com/organizations/

 こちらは、リクルートキャリアさんが主催していて、新公益連盟が協力して推進されています。新公連からは、クロスフィールズさんとRCFが企画に関わっている形です。今回は、JEN、放課後NPOアフタースクール、リディラバ、ReBit、ピースウィンズ・ジャパン、G-netの6団体が参画しました。同日、リクナビNEXTでも求人開始がなされています。
 社会的企業/NPO側の経営陣と採用担当者が今回のために研修を受けていて、ビジネスセクターからの採用について認識を改めて深めた上で、参画頂いています。企業同様の採用力を持っていくことは、NPOが組織力・経営力を高め、それを通じて社会的インパクトの拡大につながると考えています。
 お伝えしているように、本日二日目のソーシャルイノベーションフォーラムで、新公益連盟主催のセッションがあります。今日求人開始した、ピースウィンズジャパン大西代表、G-net秋元代表も登壇します。会場にお越しになる形は、どうぞ宜しくお願い致します。

[1752旅]『サンデーとマガジン〜創刊と死闘の15年』(大野茂)★5
「1963(昭和38)年に『鉄腕アトム』で、手怩ェ日本で初めてテレビアニメの制作に乗り出したとき、彼は1本わずか50万円という破格の安価で仕事を引き受けてしまう。(略)ウォルト・ディズニーに憧れていた手怩ノとって、アニメ動画への参入は何としても実現したい夢だった。たとえ安い制作費であっても、手怩ノはマンガ連載で稼ぎ出す膨大な印税収入があった。その収入で安い番組制作費の補填をしながらアニメを作り続けるという、彼にしかできないビジネスモデルを作ってしまった。その前例のせいで、以後のアニメの制作費が異常に安いという弊害が生まれてしまったのである」

 毎月1,000円程度で相当量の書籍が読み放題になるkindle unlimitedに加入しています。その中で読んだわけですが、この一冊を読んだだけで、一カ月の費用の元は取れた感覚になっています。漫画のリアルな歴史というだけでなくて、新しい文化がいかに社会に立ち上がるかを理解できる一級のノンフィクションになっています。手塚治虫が安すぎる形でアニメを作ってしまったことが、現代のアニメ制作の現場にも影響を与えているのは有名な話ですね。

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2016年09月28日

ソーシャルイノベーションフォーラム、開始。(9月28日)

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日本財団ソーシャルイノベーションフォーラムについて

 今日から3日間、日本財団主催によるソーシャルイノベーションフォーラムが開催されます。

http://www.social-innovation.jp/about/program/

 初日は、小泉進次郎議員による基調講演からスタートしました。震災復興や、釜石の嶋田副市長をモデルにした地方創生人材支援制度のことも言及されていましたし、2020年以降の日本社会を乗り切っていく必要性。そのために政府と行政だけでなく、民間の力が必要であること。コレクティブインパクトの必要性についても話されていました。復興の現場もそうですが、地域や社会の担い手は限られています。そうしたメンバーが知恵をだしあいながら、明るく行動し続けることがなによりも必要なことです。
 新公益連盟では、新経済連盟さんの協力も頂きながら、明日29日にセッションを設けています。

http://www.social-innovation.jp/about/session/e1/

 ピースウィンズ・ジャパンの大西健丞さん、マドレボニータの吉岡マコさん、ネクストの井上高志さんに登壇いただき、G-netの秋元祥治さんがモデレーターとして進められることになります(私は冒頭でちょっとご挨拶)。
 他にも、日本を代表するイノベーター達が集まったセッションばかりが30近く集結しています。平日の昼間の時間ではありますが、ぜひ顔をだして頂ければとおもいます。

[1751旅]『霞が関から日本を変える』(NPO法人プロジェクトK, 2012)★4
「今後は、自治会や社会的企業等との協創によって、市役所をコーディネーターとしたネットワーク型の行政運営に移行していくと感じています。現在は、自治体経営の在り方自体が大きな転換点にあるのです」
「地方にしてみれば地方分権を求めるのと同様に、補助金に自由裁量を求めるのではないかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。1.自由に任されると、自治体間の競争になる。Aという町でやっている○○という事業が、なぜ「おらが町」ではできないんだ、と市民から批判される・・」

 新公連でもお世話になっている朝比奈一郎さんが設立し、陸前高田副市長を務めていた久保田崇さんが理事を務めるなど、縁があるプロジェクトKさんによる一冊。公務員の立場でも、強い想いがあれば今必要な政策が十分進められると感じさせられます。
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2016年09月20日

台風10号災害から3週間。岩泉町へのボランティアと寄付について。/『羆嵐』(9月20日)

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三陸沿岸にて。

 台風10号によって、北海道・東北で大きな被害があってから3週間が経ちました。最大の被害をうけた岩泉町では社会福祉協議会がボランティアを募っていますが、まだまだ不足している状況です。
「19日は被害の大きかった安家地区にもおよそ120人のボランティアが入りました。安家地区は町の中心部から離れていることや道路状況などからボランティアが入れるようになったのは数日前のことです。被害から20日が経った今もまだ泥に浸かったままの家が多く残っていて、ボランティアは床下の泥をかき出す作業に追われました」
『台風被災地に多くのボランティアもまだ足りず』(岩手放送, 9月19日)
http://news.ibc.co.jp/item_28112.html 

 ボランティア進捗率は、久慈市86%、宮古市77%に対して、岩泉町は25%に留まります(9/17現在)。熊本もそうでしたが、「支援ニーズの未完了が続く」→「支援要請が控えられる」→「ニーズが少ないと誤解されボランティア減少」の悪循環に至る可能性があります。9/30までは盛岡から岩泉への無料バスも運行しています(※1)。県外ボランティアも受け付けていますから、ぜひ検討下さい。詳しくは、岩泉町ボラセンのfacebookページをご覧ください(※2)。
 もちろん行くことができない方が大多数でしょう。義援金の受付が進められていますし、手軽に募金できるYahoo!ネット募金もスタートしています(※3)。20日時点で3千人の方が100万円寄付して下っています。引き続きのご支援を、宜しくお願い致します。

※1 【ボランティア用】盛岡〜岩泉・盛岡〜久慈の公共交通機関時刻表(岩手県庁)
http://www.pref.iwate.jp/koutsuu/koukyou/048329.html
 
※2 岩泉町災害ボランティアセンターfacebookページ
https://www.facebook.com/iwaizumivc/

※3 2016年台風10号 岩泉町災害義援金(YAHOO!ネット募金)
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5088001/


[1750旅]『羆嵐』(吉岡昭, 1982)★4
「男たちは、村落にとどまっていたことが不遜であったことに気づいた。その地を開墾地として村落を作ったが、それはかれらの勝手な行為で、その地は依然として雪深い渓流沿いの山間部であることに変りはない。羆は自由に行動し、餌をあさったにすぎないのだ」
「気象の激変に、男たちは眉をしかめていた。冬期の気候は不安定であったが、風の強さはかれらが今まで経験したこともない激しいものであった。 「クマ嵐だ。クマを仕とめた後には強い風が吹き荒れるという」」

 1915年に北海道苫前村で発生した、羆(ヒグマ)が民家を遅い、7名を虐殺した三毛別羆事件を描いた一冊です。吉岡昭さんは三陸津波を題材とした小説も書いていて、こちらも読みました。普通に町中で暮らしていると、便利で安全な生活が当たり前のように感じてしまいますが、そうではなくて、人は自然の中で生かされているのだ、と感じさせられます。東日本大震災もそれを考えさせた災害でした。



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2016年09月15日

復興を支えた皆さんと、これから。/『社会保障の財政学』(9月15日)

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副市長の皆様と

 昨日は濃密。午前中は議員会館にて、来年度の社会起業家施策に向けて議論。午後は、新公益連盟の皆さんと、シビックエコノミーおよびソーシャルセクターのこれからについて議論。夕方には、J-WAVEでコレクティブインパクトをテーマに、堀潤さんナビゲートの番組にスタジオ出演(安田菜津紀さんとは急きょお休みでお会いできませんでした)。
 そして夕方は門前仲町へ。ここには、「女川男」という漢気あふれる名前の、女川から送られる魚が出される都内唯一の店なのです。ここに、釜石、大船渡、石巻、女川で副市長などで活躍された国家公務員の皆さんで、久しぶりの邂逅でした。東北での3-5年の経験をもとに、新しい仕事に打ち込んでいる様子。笹野さん(元・石巻副市長)が『大きな災害がああったら、きっとこのメンバーは呼び出されるね』と言われていたのが印象的。これ以上の災害はあっては欲しくないわけですが、いざという時に頼れる"仲間"がいるのは、なんともあり難いことです。

[1749旅]『社会保障の財政学』(小西砂千夫, 2016)★3
「社会保障給付は中福祉か高福祉であるのにも関わらず、社会保障負担は小さな政府論で考えがち、という値ごろ感のずれが国民全体に広がっているところに、わが国の社会保障財政の根源的な課題がある」p39
「税金は安いほうがいいというのは、政府なんて信用できないという国民意識の裏返しである。反対に、社会保障への財政負担の大きな国は、国民の紐帯を重んじるよい国である。その発想の転換が、わが国の命運を握っている」p255

 今年でたばかりの、税と社会保障の一体改革を踏まえた社会保障財政論です。アカデミックの論理的な結論は常に「増税しないなら低福祉。中福祉をめざすなら増税が必要」となります。しかし、まずは安易な増税はせずに、経済成長や民間(NPO等)による社会福祉のケアでどこまで対応できるのか、もう少し考えていきたいというのが私の立場です。





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2016年09月14日

J-WAVEに今晩、スタジオ出演します。(9月14日)

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新公益連盟の幹事会にて。

 本日、J-WAVE JAM THE WORLDに出演します。「BREAKTHROUGH!」というコーナーで、20:55-21:30の間20分程度の出演とのことです。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんと、新公益連盟、それからコレクティブインパクトについて語り合うことになっています。

http://www.j-wave.co.jp/today/index.html?0914
(夜20時台をご覧ください)

 コレクティブインパクトについては丁度先週末に研修会を行いましたし(※1)、昨日は新公益連盟の幹事会が行われ、コレクティブインパクトの実現に向けて具体的な方針が定まったところです。日本で広まりつつある、この新しい考え方について知って頂く機会になればと思います。

※1 「コレクティブ・インパクトを学ぶ。」(藤沢烈BLOG)
http://retz.seesaa.net/article/441854637.html


[1748旅]『上手な求人広告の出しかた』(内田ひろし, 2016) ★3
「1-2名の人材を募集したい時、おおよそ何人くらいの人材を面接すればよいと思いますか?私のこれまでの経験から導き出した答えは、募集人数の約4倍です」p27
「『商売柄、お客様はお年寄りの方が多く、落ち着いて接客出きます。やたら大声を出さなくていいのです』ということを明確にうたいました。すると、五名の応募があり二名採用となりました」p80

 福島の事業者に対する求人支援を行っているため、いかに人材確保をするかについて、最近勉強しています。コア人材が入ることは、事業者にとってとても大きなインパクトがあります。一方で、求人対策が十分できていない現状が地域にはあります。都市部では当たり前に行われている取組を導入するだけで、地域にとっては大きな成果が出るように思います。

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