2016年06月12日

仙台は再発見されるか。(6月12日)

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仙台青年会議所の例会にて。

 新公益連盟合宿を離れて、昨日はそのまま仙台へ。仙台青年会議所(JC)さんの依頼で講演とパネルディスカッションに参加させて頂きました。
 テーマは「仙台とイノベーション」。イノベーションは「技術革新」と訳されますが、初めて定義したシュンペ―ターは「新しい結合」であるとしています。地域経済でいえば、外部とのつながりを通じて、新しいサービスや販路を生み出すこと、ということになります。私と共に登壇された水野千夏さんは秋田で舞妓ビジネスを行っていますが、首都圏との繋ぎによって、舞妓を現代のサービスとして生まれ変わらせていました。これもイノベーション、ということになります。
 これまでは、仙台は経済圏の成長を背景に、東京から商品やサービスを"輸入"していました。しかし東北全体が人口減少する中で、人を集め続ける必要があります。そのためには、「ミニ東京」を目指すのではなく、復興をネタにするのでもなく、仙台と東北の古くて新しい良さを「再発見」していく必要がある。そうした議論を行いました。

[読書1709旅]『収監』(堀江貴文,2011)★3
「ちょうど収監のタイミングだったので『収監』というおどろおどろしいタイトルになってはいるが、これはあくまでも日本や世界のこれからの近未来がどうなるかを私の視点で語ったものである」p2
「『郷に入っては郷に従え』とばかりに、自分をアジャストさせてきた人も、近未来の世の中ではそんなことをする必要はない。自分自身の確固たる信念を持ち、また、それすらも柔軟に変化させていいのである」p214
『収監』(堀江貴文,2011)

 2011年に、堀江貴文さんが収監される時期に書かれた一冊。私も勘違いしたけれども、特別に収監についての想いが書かれたわけではなくて、日本や世界がどんな社会になるかの未来予想図です。ただ、五年たった今読んでも古いと感じることはなく、また彼が実際に収監されている間に、必ずしも日本がその通りに進化できていないと感じる点も多々あります。

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2016年06月11日

新公連合宿と、コレクティブインパクト。(6月11日)

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新公益連盟合宿にて。

 昨日から今朝にかけて、新公益連盟の合宿がありました。NPO経営者を中心に、社会貢献にコミットする企業や、NPO施策に関連する公務員の皆さんが50人集まり、活発に議論されました。実践者ばかりですから、議論が具体的ですし、すぐに様々な意思決定がされます。私が知った範囲でも3つ新しいイニシアチブが生まれましたし、個々の団体の連携レベルでいえば、おそらく10以上の取組が生まれたと思います。
 今回のキーワードは「コレクティブ・インパクト」。これまでの「官民連携」を超えた意味合いがあることを、参加者一同で深く認識できたのが収穫だったように思います。今回の合宿を機に、数年後に日本を騒がすだろう、社会課題解決の新しい流れが生まれると実感しています。
 さて、今日は仙台青年会議所さんに呼んで頂き、「社会と地域のために働く」とのタイトルで講演させて頂くべく、仙台に向かっています。関係の皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

[読書1708旅]『稼ぐまちが地方を変える』(木下斉, 2015)★4
『ふだんは「役人はバカだ」などとさんざん文句ばかり言うくせに、やはりまちづくりと言えば役所の仕事であり、頼りになるのは役所だと思っている人も少なくありません』
『これからの時代には、「民間には高い公共意識」、「行政には高い経営意識」が求められているのです。この意識が一人ひとりに備わった時、いかなる課題も解決できる、素晴らしいチームが地域に生まれることでしょう』

 昨日の新公連合宿でも登壇してもらった木下さんの昨年のベストセラー。木下さんの厳しい指摘は、行政よりも地域の担い手に対して向けられます。行政や地域の外に頼るのではなく、あくまで自分でリスクを取り、自分の頭で考え、自分の手足を使え、と諭すのです。これはNPOでも全く一緒です。すでに、現場を変えていく責任はNPO等民間の一人一人にあります。社会課題解決の担い手を一人でも増やしていくことが、新公連のミッションです。

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2016年06月10日

新公益連盟の設立と合宿。(6月10日)

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新公益連盟のロゴ

きちんと報告できていませんでしたが、事業型NPOやソーシャルビジネスを行う企業などの経営者30人が集まり、「新公益連盟」が5月30日に設立されています。

「5月30日「新公益連盟」設立〜コレクティブインパクトで社会課題の解決を推進〜」
http://rcf311.com/2016/05/31/160530_shinkoren/


 このネットワーク組織の活動内容は二つあります。

 1.「政治と社会への働きかけ」。社会課題解決は一つのNPOだけではできません。政府や企業と連携し、法制度の改正をおこなったり、企業資源を活用したり、一般の方々への情報共有が必要です。そのために、NPOが繋がり、またPRやロビイングの技術を磨いていく必要があります。
 2.「社会課題に取り組む事業者間の連携」。NPOの存在意義は年々高まっていますが、反面社会的責任も増しています。事業力や組織力を高め、安定して行政・企業セクターとつきあっていく必要が迫られています。新公益連盟は数名〜100名を越える職員をかかえている事業者があつまっています。ノウハウを互いに共有しながらさらにソーシャルセクターの経営力を高めます。

 RCFは設立に関わってきて、私も理事兼事務局長を仰せつかっています。今日は年に1回の合宿があり、経営者中心に50名が集い、様々な切り口で議論が交わされることになっています。

[読書1707旅]『津波の墓標』(石井光太,2013)★5

「『俺たちは夜中から何時間も並んでいるのに、なぜガソリンを売ってもらえないんだ。緊急車両の連中は地元の人間でも、被災者でもないんだぞ。おまえらは、俺たち被災した土地に住んでいる人間を切り捨てて、高い金を出すマスコミや政府の連中にしかガソリンを売ろうとしないつもりか』」p50

 著者の石井光太さんは、釜石市の遺体安置所を描いた『遺体』で知りました。震災直後に何が起きたかを知るのに、これ以上の本はないと今でも思っています。そして本著は震災から2年経った時に、石井さんが震災直後に取材した内容をまとめた一冊です。メディアでは伝わらない、災害で人の心に何が起きるのかを知る上で、やはり他にはない一冊になっています。被災者、メディア、ボランティア。それらは記号ではなくて人間であって、一人ひとりに葛藤があります。熊本地震が記号として消費されつつある今、読んでほしい一冊でもあります。

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2016年06月09日

官僚一年目が、企業と行政の連携を学ぶ。(6月9日)

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小石川にある国家公務員研修センターにて。

 昨日の午前中は、今年から国家公務員になった皆さん向けの研修講師でした。タイトルは「被災地(東北・熊本)における官民連携」。東北における民間企業の活躍と、熊本における支援の必要性を、グループワーク含めて考えて頂きました。行政は公平平等に施策をすすめる必要がありますが、時に一点集中で取り組んだ方が、社会的成果がでることがあります。たとえば水産加工業で付加価値が高い事業者にしぼって支援するなど。しかし顔が見える地域ほど、「えこひいき」の支援は批判されてしまうことがあります。そんな時、民間企業支援にもとづいた事業支援であれば、むしろ地域から感謝されます。また逆に企業が支援をおこなう際にも、行政の施策に連動していた方が、社内外の納得をえて支援を行うやすいものです。こうした特性を理解いただいて、おおいに官民連携を行える行政官に育って頂ければと思います。

[読書1706旅]『パート・契約・派遣・請負の人材活用』(佐藤博樹, 2004)

「パート社員の多くは、賃金水準や雇用の安定よりも、働く時間帯や場所を選べる柔軟な働きかたを重視して、現在の働きかたを選んでいます」p28
「1.勤務時間では、恒常的な残業を削減すること、フルタイム勤務だけでなく短時間や短日数の勤務を可能とすること、フレックスタイム制など出退勤時間の柔軟化を図ること、2.勤務場所では、在宅勤務やサテライト・オフィスさらにはモバイル・オフィスなど働く場所の柔軟化を図ること」p173

 多様な働き方は、日本社会の大きなテーマとなりました。近年は「非正規社員」を扱うことでパッチワーク的に対応してきましたが、その割合も4割を超え、しかし社会保障がゆきとどかないなど問題化しています。すべてを画一の正社員にすることで解決はしません。レールから外れていたとしても多様な働き方をみとめ、しかし同一労働同一賃金を確立させることが必要です。

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2016年06月08日

復興から5年の区切りと、官民連携。(6月8日)

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アジサイの季節になりました。

 6月6日は、復興庁主催による東日本大震災5周年復興フォーラムがありました。当日は伺えませんでしたが、参加する企業を紹介させて頂きました。

<復興フォーラム>被災3県 風化防止訴え(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160607_71018.html


 「企業・NPO・行政による復興」という考えが込められたイベントになっていて、三県知事はもちろん、首相や米国大使もそうした文脈(コンテクスト)を理解できているのは、改めて時代が変わってきたと感じています。その裏側では、復興庁の岡本事務次官はじめ、多くの関係者の尽力がありました。
 昨晩もある企業の皆様と、NPO・行政が連携した熊本支援のあり方を議論できました。また今日はこれから、初任国家公務員向けに企業との連携について講師を行います。

[読書1705旅]『人が集まる、定着する! 会社の採用』(原正起, 2015)
「自社の存在を知ってもらうことから考えよう。特に経営者からの発信は効果的。何をどう発信するかを考え抜くことが、採用成功のカギとなる」p22
「ソフトバンクは『No.1』採用を実施しており、どんな分野でもナンバーワンの経験がある人材を別のプロセスで採用している。スタッフサービスはわずか一日で採用を決める『ファスト採用』で学生にアピールしている。ドン・キホーテは履歴書を完全撤廃して、書類選考のない採用を行った」p103

 人材採用競争が激化する中で、いかに自社の存在をユニークに広めていくか、実例とともに示した一冊です。RCFは「東北復興」や「官民連携」を行うNPOとして独特なポジションを持っており、当初は採用においても比較的人が集まって頂けました。しかし復興も目新しさはなくなり、新たな切り口の提示が必要になります。いかに潜在転職層にRCFの存在を届けていくか、考えています。

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2016年06月06日

社会からの要請にNPOは応えられるか。(6月6日)

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京コンピューター。

 G1関西フォーラムがあり、土曜日は日帰りで神戸に行きました。スーパーコンピュータ「京」と多細胞システム形成研究センターを午前中に視察。午後には、理化学研究所の松本理事長や高橋政代先生といった研究者から、先端技術と社会について話を伺いました。分科会は「震災復興とテクノロジー」に参加し、福岡市の高島市長や、孫泰蔵さんとともに、防災のあり方について議論。
 学術、行政、政治、経済といったみなさんの社会への強い想いを感じる一日でしたが、NPO関係は私と白井智子さんの参加にとどまっていて、もっと現場を担えるNPOのプレゼンスを上げなければ・・と感じた次第です。今週は、新公益連盟の合宿があります。政府や大手企業と対等の組むことができるNPOをさらに増やすことに努めたいと思います。

[読書1704旅] 『新卒採用の実務』(岡崎仁美,2014)
「複数企業から内定を獲得した学生に対し、どの会社に入社するかを決めるにあたって『最も重視した条件』をたずねた調査があります。2014年春卒業生の回答で一位となったのは、『一緒に働きたいと思える人がいるとかどうか』という項目でした」p22
「新卒採用の根幹は、自社の事業を前に進めたい企業と、自身の未来を切り開きたい若者とが互いを理解し、信頼関係を構築して、共に歩む意志を確かめ合うコミュニケ―ションです」p233

 福島で人材関連の事業を進めるにあたり、人材関連の本を読み直しています。給与水準や知名度よりも、「働きたいと思える人がいるか」「勤務地」といった要素が重要とのこと。勤務地という意味で、福島沿岸はハンデがあります。しかし魅力的な経営者はいますから、そこを引き出してとにかく伝えることが必要です。
 RCFでも採用強化を進めていますが、RCFでの仕事がいかなるキャリアに繋がるのかを伝えていく必要があるな、と感じています。

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2016年06月04日

熊本地震で、企業はいかなる役割を果たすか。(6月4日)

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熊本地震企業説明会にて。

 熊本地震の企業向け報告会が、昨日行われました。50の企業や団体から80名近くの方が参加。中長期の支援を考えている企業も半数以上で、熱気を感じました。
 熊本県庁の方(発災後、まだお休みがない状況とのことです・・)、またJVOAD、ピースボートという現地で活動されている皆様の報告があり、また視察された企業からの報告もありました。在宅避難者、車中泊がまだ続いていること。赤十字への募金がそこまで集まっていないことから、東日本では仮設住宅に提供された家電セットをお渡しできないといったことが発生しています。
 報道が激減する一方で、緊急期以降の支援はこれからになります。ボランティア、物資、その後の本業を活かした支援など、企業の皆様の取り組みに大きく期待しています。また我々も日本財団さんとともに現地の動きとのコーディネートを行います。熊本での取り組みを検討している企業の皆様、何かありましたらお声かけ頂ければと思います。
 なお、本日から助けあいジャパンさんが開設した熊本地震特設サイト「いまできること」で早速昨日のレポートがあがっています。こちらのサイトにも是非注目ください。

「震災から一ヶ月半。日本財団が現地報告・被災地支援説明会を開催」
http://bit.ly/1Ps21BN


 さて今日はG1関西フォーラムに出席するため、いまは神戸にいます。これから理化学研究所の視察です。
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2016年06月03日

社会的インパクト評価イニシアチブの設立検討会合。(6月3日)

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社会的インパクト評価イニシアチブ検討会合にて。

 社会的インパクト評価イニシアチブの設立検討会合に、新公益連盟の事務局長の立場で参加して参りました。NPO/市民セクターの役割が増していますが、必ずしも社会的投資や寄付に対する成果がでているのか、見えづらい面があります。そうした評価手法を整備し、日本国内に普及するための機運を高めるために関係者が集い、このイニシアチブが発足します。
 新公益連盟は、特に成果重視の事業者が30団体集まっていますから、まずはこのネットワークに入っている団体はほぼ社会的インパクト評価を行っているように、流れを作っていきたいと思っています。
 さて今日は午後に、熊本地震についての企業説明会があり、50を越える企業・団体が集まる予定です(※1)。メディアの注目はすでに落ちていますが、企業の皆様と何ができるかを考えていきたいと思います。

※1 企業向け被災地支援説明会開催(日本財団)
http://www.nippon-foundation.or.jp/news/pr/2016/66.html

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2016年06月02日

6月20日、地方創生に企業がかかわる意義を考えるイベントを共催します。

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JEBDA鷹野さんと、日立の増田さんと。

 昨日は、JEBDA鷹野さんと、日立増田さんと、6/20に共催させて頂くイベントについて打ち合わせ。国・自治体・地元企業・大手企業一同に会し、「地域で活動すること」の意味について議論致します。私はパネルのモデレーターで参加します。

「地方創生に地域外の企業が関わるインパクトとは何か?〜復興のフロントランナー、釜石市・女川町のオープンシティ戦略に学ぶ〜」
・2016年6月20日(月)14:00-17:15 @日立製作所品川セミナールーム
・特別講演「地方創生の現状と課題」 間宮淑夫(内閣官房まひ・ひと・しごと創成本部事務局次長)
・「釜石市のオープンシティ戦略」 田中透(釜石市副市長)
・「女川町の1000年に一度のまちづくり」 近江弘一(女川みらい創造株式会社専務取締役)
詳細・申し込みは→http://jebdaevent20160620.peatix.com/

 丁度newspicksでノーベル平和賞を受賞したカイラシュ・サティヤルティ氏と坂之上洋子さんの対談が掲載されていましたが(※1)、そこでも企業による社会貢献の未来像が示されていました。カイラシュ氏は「20年後に実現する」と書かれていましたが、実は日本企業は東北復興の現場で、彼がイメージする取り組みを一定程度実現しているように思うのです。どんな取り組みが進んでいるのか、6/20のイベントでご理解頂ければと思います。

※1 ノーベル平和賞・カイラシュ 将来のビジネスは思いやりと知性が手をつなぐ
https://newspicks.com/news/1583897/

[読書]『政・財 腐蝕の100年』(三好徹,2012)〜1703旅
『午後2時頃には会社へ戻って、朝に下した指示の実行ぶりを確認する。もし、思ったほどに進行していなかったら大声で叱咤し、それが一段落すると、要路の高官を招待してある妓楼へ赴き、酒席の間に政府の次の動きをさぐり、ときには徹底的に頭を下げ、場合によっては威嚇的な言葉をつらねる。これが岩崎の日課であった』

 明治から昭和にかけて、時の政治家や経営者がいかに金銭的な癒着を行っていたかを紐解いた一冊です。これを読んでいると、某都知事含め、最近の政治家の所業がかわいく見えてしまいます。最近は少し指摘が行き過ぎているようにも思いますが、権力者の汚職のすさまじさを知ると、やむを得ないのだろうと感じます。

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2016年06月01日

G1・KIBOWソーシャルアワードの受賞 (6月1日)

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G1・KIBOWソーシャルアワード。

 「G1・KIBOWソーシャルアワード2016」社会起業家部門でアワードを頂戴しました。この社会起業家部門は、過去に大西健丞さん、宮城治男さん、佐藤大吾さんが受賞しているもの。今回は、ヤマトホールディングスの山内雅喜社長、SEKAI NO OWARIのFukaseさんと共に表彰されました。
 とりわけ"玄人"的な役割を評価頂ける内容で、黒子を自任している自分としては大変ありがたい賞です。賞に恥じないよう、東北や熊本の復興、そして日本にまだまだ潜む社会課題解決にむけて、歩んでいきたいと考えています。

代表 藤沢が「G1・KIBOWソーシャルアワード2016」受賞しました
http://rcf311.com/2016/05/31/160601_g1socialaward/


[読書]『原発避難者の声を聞く〜復興政策の何が問題か』(山本薫子ほか, 2015) 〜1702旅
「両親は『孫と離れたくないから帰らない』といっているが・・。(本当は)帰りたいのに嘘をついたまま避難先で死んでしまうのか、とも思うことがある」p22
「『住めないと頭では分かっているんだけれども戻りたい』という複雑な気持ちですね。そして、『戻りたい』というのは『住む』ということじゃないんだよね。『残したい』という話になってきたりとか・・」p25
「行政区内は家族みたいにみんな知ってたから・・そういうお隣さん、ご近所さんがいなくなったというストレスはすごいですね」

 原発事故による全町避難を強いられている、富岡町の皆様の生の声から、避難の実態を紹介している一冊です。富岡町の方にも話しを伺いますが、「帰還する、移住するの二択ではない。町民は本当は全員戻りたい」と話されます。希望と現実にズレがある部分に本質があるのです。福島に限らず、元住んでいた地域を離れた方ほど、体や心に負担がかかっている現実もあります。時間をかけたサポートが必要です。

posted by 藤沢烈 at 07:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 街と人の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする